2008年05月22日

死闘の果て

欧州CL 07-08 決勝
@ルズニキ(モスクワ)
マンチェスター・ユナイテッド11-11チェルシー
0-0
【得点】
7C・ロナウド


【6】
32○
16○

4○
17○
8○
11○
時間
前26'
前45'

PK戦






【得点】

8ランパード

【5】
13○
35○
8○
3○
26×
21○
39×
テクノラティ タグ:


<マンチェスター・ユナイテッドのメンバー>
(先発・途中交代)
GK:1ファンデルサール
DF:5ファーディナンド、6ブラウン(延後18'→ 8アンデルソン)、3エブラ、15ヴィディッチ
MF:7C・ロナウド、4ハーグリーヴス、16キャリック、18スコールズ(後42'→11ギグス)
FW:32テベス、10ルーニー(延前11'→17ナニ)

(不出場サブ)
GK:29クシュチャク、DF:22オシェイ、27シルベストル、MF:24フレッチャー

<チェルシーのメンバー>
(先発・途中交代)
GK:1チェフ
DF:3A・コール、26テリー、6カルバーリョ、5エッシェン
MF:8ランパード、13バラック、15マルダ(延前02'→21カルー)、4マケレレ(延前18'→35ベレッチ)、10J・コール(延前09'→39アネルカ)
FW:11ドログバ

(不出場サブ)
GK:23クディチーニ、DF:33アレックス、MF:12ミケル、FW:7シェフチェンコ

<警告>
MAN)18スコールズ(前22')、 5ファーディナンド(前43')、15ヴィディッチ(延後06')、32テベス(延後11')
CHL) 4マケレレ(前21')、 6カルバーリョ(前47')、13バラック(延後11')、 5エッシェン(延後13')

<退場>
MAN)なし
CHL)11ドログバ(延後11')

<主審>
ルボシュ・ミヘル

<結果シート>
http://soccer.yahoo.co.jp/world/uefa_cl/result/1188264.html


今朝、この時間にたまたま目が覚めたんで、
結局最後まで見ちゃったんですが、
引き込まれてしまいました。

最初の感じでは、マンチェスター・ユナイテッドが
チェルシーの出足の鈍さにも救われた形で
めざましいパス回しでリズムをつかんで、
26分にスローインからのパス交換を通じて、
最後はブラウンが放り込んだクロスに
クリスティアーノ・ロナウドが頭で合わせて先制しました。
チェルシーのGK、ペトル・チェフは一歩も動けず、
文字通り、パーフェクトなゴールだったと思います。

ただ、前半のこの得点以降、ユナイテッドが少々守りを意識し始めて、
そこをチェルシーが巧みに衝いてくる形になってきました。
基本線はマケレレの何処にでも顔を出す守備と、
これをベースにマルダ、ジョー・コールが巧みに動き出すこと、
そしてエッシェンの化け物じみた運動量に、
バラックが作るタメと、自由度の高いランパード。
これらが絶妙に神合わさったのが、前半ロスタイムの同点弾でした。

エッシェンが猛然と上がってきてショット一発。
これはファーディナンドの背中に当たるんですが、
すかさず同じように上がってきたランパードが、
このこぼれを強引に押し込んでしまいます。

後半はチェルシーがリズムをつかんで攻め立てていったんですが、
ユナイテッドもここで折れるようなチームではありませんでした。
ロナウドやルーニーは攻撃面ではやや消え気味になっていきましたが、
全体的に守りのバランスは崩れておらず、
不思議と失点するようには思えません。

結果、90分では決着が付かず、延長戦に突入しますが、
延長戦も基本的にはチェルシーのペースながら、
時折ユナイテッドもチャンスを作り合う展開。
しかし、得点に至らず、PK戦に突入しました。

お互い2人目までは決め合って、ユナイテッド3人目のロナウド。
見てて思いましたが、あんな小細工をすることはありませんよ。
普通に蹴っときゃ良かった。
バルセロナ戦のことが頭をよぎったんでしょうか。
それとも、ロナウドはここ一番のプレッシャーに弱いのか・・・。

これでユナイテッド絶体絶命かと思ったんですが、
チェルシーの5人目に落とし穴が待っていました。
テリーが軸足を滑らせたのには、いろいろ理由があると思います。
土砂降りの雨、人工芝→天然芝に張り替えた影響、
そして極度のプレッシャー・・・。

あの負けず嫌いの闘将、ジョン・テリーを以てしても、
土壇場でこんなことになってしまうのです。

このテリーの失敗で、最もホッとしたのはロナウドでしょうし、
あるいは、それ以降に蹴るユナイテッドの選手たちでしょう。
事実、6番目のアンデルソン、7番目のギグスなんかは
事も無げに蹴って、事も無げに決めていましたから。

そして、チェルシー7番手のアネルカが蹴ったショットは、
ユナイテッドGKのファンデルサールによって止められ、
この瞬間、ユナイテッドが9シーズンぶりの戴冠を決めました。

ピッチ上で喜びを爆発させている選手たちを後目に、
ピッチに突っ伏して号泣していたロナウドの姿が印象的でした。


死闘の果てに栄冠をつかんだのはマンチェスター・ユナイテッドでしたが、
私はチェルシーの健闘を称えたい気分です。
彼らがあそこまで壁となって立ちはだかったことは、本当に素晴らしかった。
モウリーニョの突如の辞任から始まった波乱のシーズンでしたが、
プレミアでユナイテッドを最後の最後まで追い詰め、
そしてCLでもしぶとく決勝までやってきた。

確かに負けはしましたが、誰も今季のチェルシーの躍進ぶりを
貶すことはできないと思いますよ。

アブラモビッチのイメージばかり先行していたチェルシーでしたが、
この日の彼らは、それを払拭するような素晴らしさでした。


そして、マンチェスター・ユナイテッド。
ここも出足は苦しみましたが、そこからの立ち直りは早かったです。
特にテベス。彼の存在がこのチームを一気に押し上げました。
それと、特筆すべきはスコールズ、ファンデルサール、ギグスら
ベテランのここぞと言うところでの見事な働きぶりです。
彼らの存在なくしても、ダブルは果たせなかったでしょう。


見ていて、本当に面白く感じた試合でした。
posted by KAZZ at 20:12 | 島根 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー全般 このエントリーを含むはてなブックマーク
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