FIFAクラブワールドカップ2007 準々決勝
セパハン
0 1
1
【得点】13カリミ(後35')
浦和レッズ
1 2
3
【得点】 9永井雄一郎(前32')、21ワシントン(後09')、Own Goal(後35')
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<セパハンのメンバー>
(先発及び出場したサブ)
GK:22サバリ
DF: 5アギリー、 8ベンガー、17ムジリ
MF: 7バハドラニ、 9ハディ・ジャファリ(HT→21バヤト)、12アルハイル(後33'→25ロビニアン)、28ハジサフィ
FW:14ベロ(HT→13カリミ)、20エマド・モハメド、23サレヒ
(出場しなかったサブ)
GK:15サデグサデ
DF: 3タラベ、11カゼミ
MF: 4ナビドキア、 6アクバリ、27ジャファリ、30パピ
FW:26アリモハマディ
<浦和レッズのメンバー>
(先発及び出場したサブ)
GK:23都築龍太
DF: 2坪井慶介、 4田中マルクス闘莉王、 5ネネ
MF: 3細貝萌、13鈴木啓太、16相馬崇人、17長谷部誠(後46'→30岡野雅行)、22阿部勇樹
FW: 9永井雄一郎(後28'→ 8小野伸二)、21ワシントン
(出場しなかったサブ)
GK: 1山岸範宏
DF:12堤俊輔、19内舘秀樹
MF: 6山田暢久、14平川忠亮、27西澤代志也
FW:18小池純輝
<警告・退場>
セ) 7バハドラニ(前34')
浦)なし
<この結果>
浦和レッズは12月13日の準決勝でACミランと対戦。
天皇杯を意識しなくて良くなった分、浦和は生き返った感じです。
その意味では、愛媛FCに感謝しなければならないでしょう。
セパハンが意図的に出足を抑えめにしてきてくれたことも、
浦和にとっては好都合だったと言えるかもしれません。
もし、頭からセパハンがガツガツ来ていたら、
浦和はかなり苦戦を強いられていたような気がするんですが、
セパハンは何故か退き気味に試合をしてくれたので、
その分だけ浦和に利が生じたと考えていいと思います。
そのおかげで、浦和は比較的自由にやらせてもらえて、
前半こそ永井の1点だけでしたが、試合の趨勢は
浦和が握っていたと考えることができます。
後半、セパハンもカリミを投入して勝負に来ましたが、
守備がちょっと拙かったように感じました。
ワシントンが決めた2点目は仕方がないとしても、
3点目になったオウンゴールは、もう少し守りようがあったかもしれません。
ただ、最後まで試合を捨てない姿勢はさすがで、
気の抜けた浦和からしっかり1点取り返したことは評価すべきです。
浦和レッズの立場からしてみると、
リーグ戦終盤や天皇杯4回戦で失ってしまったプライドを
彼らなりに取り戻すための通過儀礼として、
この試合はあったように思えます。
まして、それまでに2回対戦しているセパハンが相手ですし、
負けるわけにもいかないですからね。
こうして、キッチリとプライドを取り戻せたのですから、
十分に収穫があった試合じゃないでしょうか。
さて、次はACミランが相手になります。
ミランは今回、本気でCWCのタイトルを狙いに来ているようですし、
その意味から、非常にやりにくいかもしれませんが、
逆に考えると、もう浦和に失うものもありません。
一応、ACLを勝ってアジア王者にはなっていますが、
リーグ戦や天皇杯と、ことごとくタイトルを獲り逃していますし、
特にJ1では屈辱的な逆転で優勝を逃すという失態もやっています。
でも、今日の試合で十分目覚めることができたでしょう。
ミラン戦に向けて、モチベーションも上がってくるはずです。
ポンテのいない苦境もこの試合で十分に乗り切れたことですし、
あとはミランを喰う意気込みがあれば、
ひょっとしたらひょっとするかもしれません。
13日の対戦は、非常に注目すべきものになりそうです。
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