2005年09月08日

THE BIGGEST「A BIGGER BANG」!

遂にストーンズの最新作『A BIGGER BANG』を入手しました。

んで、全曲ループして聴いてますが・・・




  スンバラシイ!!




もう、ファンの贔屓目とかそういうの抜きで言いますが、
これは最強ですよ。
少なくとも、ストーンズが出したここ5作のスタジオ録音盤の
どれよりも
優れた作品
だと言い切れます。

ちなみに、プロデューサーはグリマー・トゥインズとドン・ウォズ。
そして一部の作品では『STEEL WHELLS』で活躍したキーボードプレイヤーの
マット・クリフォードがプロデュースに参加しています。

・・・というわけで、
こちらのエントリにも書いた曲順をもう一度おさらいしつつ、
全16曲を簡単に振り返ってみましょうか。

01.Rough Justice (Jagger / Richards)
 これ、マジでしびれますよストーンズ好きな人でなくてもガツンと来ますね。
オープニングのギターのリフで一気に引っ張り込まれます
 ミック・ジャガーもとにかくハードな歌いっぷりですし、何たってキースです。
キースのギターリフがとにかくキレまくってます。なるほど、第1弾シングルに
選ばれて当然の曲ですよ。このアタック感がたまりません。
 強いて言うなら「You Got Me Rocking」をテンポアップした上に、更に力感を
上乗せしたような作品と言いましょうか。1曲目から飛ばしてます。

02.Let Me Down Slow (Jagger / Richards)
 1曲目よりはライトな味付けですが、これも素晴らしいR&R。余裕の産物?
いやいやとんでもない。齢60を越えてるってのに、まだまだ疾走しようってな
パワー
を感じる作品
です。
 アルバムは全体的にチャーリーのドラムスに当たりの強さを感じるんですが、
この曲でもそれがいい方向に出ているようですね。

03.It Won't Take Long (Jagger / Ricahrds)
 切れ味鋭いギターのリフから入る、如何にもキース的な作品。前2曲に比べて
ややテンポは落ちますが、音楽的なパワーは一切損なわれていません。むしろ、
前2曲以上にガッツリ来てるような気すらしますよ。
 ミックのヴォーカルもメリハリがしっかりついていて、さすがの出来ですね。

04.Rain Fall Down (Jagger / Richards)
 このリフ、プリンスの「Kiss」あたりを想起させてくれるんですけど、そこに
ミックの声が出てくると、まるで違った印象になって面白い
ですね。
 そういえばその昔、ミックはプリンスを高く評価してたことがありましたが、
その作品世界をストーンズがやったらこうなるって感じですかね。
 もっとも、ミックはプリンスみたいにファルセットで歌ったりはしませんが。
(昔なら「Emotional Rescue」とかでやってましたけどね)

05.Streets Of Love (Jagger / Richards)
 胸に沁みるバラードです。こういうのをキースが歌ったらまた違うイメージが
ある
んでしょうが、ミックの歌い方もしっかり堂に入ってていいですよ。さすが
ストーンズのメインヴォーカリスト
です。これも第1弾シングルとして取り上げ
られてますよね。

06.Back Of My Hand (Jagger / Richards)
 オリジナルのブルーズナンバーなんて、何年ぶりにアルバムに入れたのやら
以前のこの傾向の作品に比べて、更なる深さが加わっている印象ですね。こうも
渋いブルーズをやられると、ファンとしては一発KOされちまいます
よ。当然、
こういう曲には欠かせないブルーズハープも全開です。

07.She Saw Me Coming (Jagger / Richards)
 ミックのノリっぽい曲ですね。こういうファンキーな作品もストーンズの風味
です
かつての『BLACK AND BLUE』あたりの曲を思い出します
 キースもこれをうまくフォローして、キチッとしたリフで味を付けてますね。

08.Biggest Mistake (Jagger / Richards)
 ミディアムテンポのカントリータッチの作品です。こういう曲を以前のミック
だったら、もうちょっと飾り気味に歌ってるところ
ですが、年かさがいった今は、
結構自然に歌ってる感じですよ。

09.This Place Is Empty (Jagger / Richards)
 いや、こんな半ばでキースのバラードなんて反則でしょうよ。キースのド渋い
声が一段と渋みを増してます
な。曲はクールなカントリーバラードです。
 何はともあれ、キースのこういう作品が大好きな私には、もうたまりません

10.Oh No, Not You Again (Jagger / Richards)
 これは、ツアーのアナウンス会見でライヴ演奏した曲ですね。ファンキーな曲、
ブルージーな曲、バラードなんてところが続いたあとに、再びギアをトップまで
引き上げていこうなんてなストーンズの魂胆
シーケンスを組み立てるセンス
ただ脱帽します
 とにかく、このパワーと熱さを聴いていただきたい。ローリング・ストーンズ、
まだまだ健在ですよ。

11.Dangerous Beauty (Jagger / Richards)
 ミディアムテンポの作品ですが、とにかく音が締まってる印象です。エッジの
効いたギターのリフから出てきた、恐らくはキース主導の曲かと。前曲で出てた
パワーをうまく引き継いでいるような感じ
ですね。

12.Laugh, I Nearly Died (Jagger / Richards)
 ミディアムスローのややブルージーなイメージもある作品です。ギターの音を
聴いてると、何となくかつての「Heaven」(『TATTOO YOU』収録)あたりを想起
させられますが、あれよりはずっと硬派でガチッとした作品
ですよ。
 エンディングがなかなか面白い作りになってます。これまでのストーンズには
なかったタイプのエンディング
かもしれません。

13.Sweet Neo Con (Jagger / Richards)
 ネオコン批判で話題になっている作品ですが、批判というよりは茶化している
と言った方がいい
のかもしれない、そんな歌詞とサウンドですね。
 ミックのブルーズハープがいい味出してます。ミディアムアップでガッチリと
引き締まった感じの音です。底意地の悪い「Highwire」って感じですかね。これ、
シングルとかに選びそうな気がするなあ。まあ、ここまでストレートに政治的な
メッセージを歌うストーンズってのも珍しいんですが。

14.Look What The Cat Dragged In (Jagger / Richards)
 エッジの立ったギターリフから始まる、なかなかファンキーな作品です。これ、
たぶんジャムセッションあたりからできてきたんだろうと思いますね。
 それはそれとして、若々しい演奏だなあと思ったり。ありがちなリフですが、
それを逆にうまく活かしたストーンズの作戦勝ち
かも。

15.Driving Too Fast (Jagger / Richards)
 エンディングが近いのに、疾走感溢れるR&Rを持ってくるってのもすごい。
というか、今回のアルバム用セッションには相当な決意みたいなのがありそうで、
だからこそこういうパワータイプの作品が多く並んでいる気がしますね。
 そこら辺の若手が束になったって、この圧倒的なパワーには敵わんでしょうな

16.Infamy (Jagger / Richards)
 ラストは、ここ最近すっかりお約束気味になりつつあるキースの歌う曲ですよ。
ミステリアスなタッチの作品で、キースがかつて出してたソロアルバムの傾向を
さりげなく引き継いでる
ような印象があります。
 ミックのブルーズハープが絶妙のタイミングで入ってくるのにも参りますな。


・・・とまあ、駆け足で16曲を振り返ってきましたが、
文句のつけようが何処にもない作品になってます。
これは、絶対に買い得ですよ。
ファンの人も、そうでない人も、ぜひ!
posted by KAZZ at 22:16 | 島根 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | THE ROLLING STONES このエントリーを含むはてなブックマーク
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Excerpt: はじめまして。ローリングストーンズについてのブログを書いている級長と申します。 今はベストアルバムのForty Licksに入ってる曲を1曲ずつ書いています。 もしよろしかったらお越しください。コメン..
Weblog: (ローリングストーンズやビートルズが好きな)級長のブログ!!
Tracked: 2005-09-09 17:34
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