日 本 5−4(1−3,4−1) ホンジュラス
<得点>
日)高原(32')、柳沢2(48'、70')、中村(54')、小笠原(77')
ホ)ベラスケス3(08'、27'、50')、マルティネス(44')
いやまあ、何というか、出入りの激しい試合でしたな。
とりあえず、ジーコの代になってから対中南米に初勝利だそうで。
でも、正直、とても手放しで喜べないでしょう。
どうもこうもないって感じでした。
4失点を見ていると、いずれも集中力が変に欠如していて、
そこをすかさずラッシュで押し込まれたような印象ですし。
特に、三都主。
彼は何なんですか、いったい。
彼の代表における仕事は、左サイドバックですよね。
だとしたら、今日の彼はいったい何だったのかという。
元々守備意識の希薄な御仁ではありますが、
今日はまた輪をかけて酷かったですな。
彼のサイドにホンジュラスの選手がボールを出したら、
もうダメだと思って諦めるしかなかったですよ。
まあ、三都主だけに全部を押しつけても仕方ないんで、
もう一つ言えば、周囲との連携がうまくいっていなかったですね。
失点のシーンで言えば、三都主が抜かれたあとのバックアップが
機能していなかったというのも見てて感じました。
やっぱり、やれ海外組だの国内組だのと差別化を図るのではなくて、
あるいはジーコの嗜好にばかり依存するのではなくて、
現時点で好調なのは誰なのかという見極めをして、
それらをうまく組み合わせるような作業をしないと
あんな風に噛み合わないチームができてしまうんじゃないかと思いますね。
攻撃の方は、高原や柳沢が点を取っていたし、
中村俊輔も好調維持が窺えて良かったと思いますよ。
でも・・・、交代で出てきた玉田あたりが非常に物足りない。
同じ交代出場の大黒は、彼なりに仕事をしてたんですがね。
あと、積極的に前に前にと来られていたせいなのか、
両サイドバックがあんまり上がっていけなかったですね。
加地にせよ、三都主にせよ、上がれるチャンスは少なかったような。
両者とも、最低一度ずつは攻めでいい仕事をしたんですが、
その程度の印象しかなかったというのが・・・。
確かに勝ったのはいいんですが、あれじゃ勝った気ゼロですよ。
※いただいたコメントは全て拝読しております!
KAZZさんの内容からすると、とりあえず勝てて良かった、という感じみたいですね。
日本の選手の動きが、ホンジュラスの選手のそれと全然違うんですよ。
一言で言えば、重たそうなんですね。
中南米対策なのか、ほぼ大部分の時間を4−4−2でやってましたが
引き気味な上に収まりがとにかく悪かったですね。
確かにホンジュラスは活きが良くてスパスパと動いてましたが、
結構隙もあったと思うんで、もうちょっと積極的にやったら
早い時間に追いつけてたかな、という気はしましたが、
いかんせん引いて引いてって感じで、どっちがホームなのか
よくわからない風でもありました。
ただ、少ないチャンスの中で攻撃陣は概ね奮闘してたと思いますよ。
結果的に勝ったからいいようなものの、守備的な混乱を
最初から最後まで引きずった感のある試合だったかなと思いますね。