2004年09月16日

とりあえず、馬が可哀相だと思わないのか?

あの連敗人気馬・ハルウララの近辺が騒がしい。
馬主で競馬ライターの安西美穂子が、
高知競馬場の宗石大厩舎から、
ハルウララを「休養のため」と称して
勝手に連れ去った
らしい。

らしい」と書いたのは、安西側の言い分と、
宗石調教師側の言い分とが異なっているためで、
安西側は「調教師と合意済み」としているのに対し、
宗石師側は「合意などしていない」としている。

どちらの言い分が正しいかはさておいて、
一つ気がかりなことがある。

実はこの両者、私が思うに、両方ともハルウララに対して
一欠片の愛情もないのではないかと思えてならないのだ。

まず宗石調教師。
これまでハルウララに、如何ほどの休息を与えてきたのか。
地方競馬でも中央競馬でもそうだろうと思うが、
ある程度レースに使えば、必然的に馬を休ませるものだろう。
ここまでの113戦の間、最大でどれだけの休息を与えたか。
また、仮に定期的休息があるものとして、どの程度の間隔で
それが与えられているのか、どうも不明瞭だ。

そして、安西。
彼女はこの3月に宗石調教師の打診を受けて、
この馬の馬主になっているわけだが、
その動機と今回の彼女の行動は、何か合致しない。
確かにハルウララの体調を整えたいというのは理解できるが、
では、なぜ馬主になった段階でそれをまずやろうとしなかったのか。
何故今頃になって唐突に「休養」なのか。

まして、彼女は「宗石調教師と話し合って判断」する、
と書いているのに、今回は問答無用(と調教師は言っている)で
連れ去っているというではないか。
これは明らかに約束違反だろう。

ともかく、この騒動で最も割を食い、最も惨めな思いをするのは、
人間ではなく、ハルウララそのものなのだ。

だいたい、オグリキャップで競馬を知って、と安西は書いているが、
このオグリが人間の思惑による過酷なローテーションを強いられ、
とんでもない目に遭ったことを知らないわけがないだろう。
最後の有馬記念などは美談めいた話しか出てこないが、
あれだって、一歩間違えれば馬を壊しかねない暴挙にも
なり得たということを、よもや安西が知らないはずはなかろう。

とりあえず、ハルウララのことを思うのであれば、
宗石師も安西も、とっととこの馬から手を引くべきだ。
人間のエゴイズムの犠牲者にされては、それこそ馬が不幸だ。

何か、違う意味でハルウララに同情したくなる
posted by KAZZ at 20:51 | 島根 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 競馬(その他) このエントリーを含むはてなブックマーク
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