2005年08月01日

私的1980年代洋楽・5:LAメタルについて

今回はちょっと趣向を変えて、一つのムーヴメントに迫ってみます。

80年代というのは、いろんなブームがありました。

MTVから派生したビデオクリップ、
イギリスのポップグループが大挙してアメリカのチャートを席巻したこと、
(いわゆる第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン)
その流れの一つであるニューロマンティックス、
スーパーセッションやスーパーバンドという
一種のクラッシュ・アンド・ビルドによる新しい力。

そんな中で、忘れてはいけないのが「LAメタル」でしょう。

単純にどういうものかというと、
LA、つまりロサンゼルスやその近郊を根城にする
ハードロック/ヘヴィメタル系のバンドと、
それらが中心になって起きたムーヴメントのことを指します。

その中心になったバンドを、幾つか御紹介しましょう。

※RATT(ラット)
 5人組。スティーヴン・パーシーの抜けたような高音のヴォーカルと、
 ウォーレン・デ・マルティーニやロビン・クロスビー(故人)という
 息の合ったギターコンビらで織りなす、比較的軽めのヘヴィメタルを
 得意としたバンド。一度解散後、再結成したらしいが・・・。

※MOTLEY CRUE(モトリー・クルー)
 4人組。ヴィンス・ニールの軽めのヴォーカル、トミー・リーの超絶
 仕掛けのドラムスなど、音楽もさることながら魅せるバンドであった。
 一時、ニールが脱退するも、現在は復帰。また、トミー・リーはTV
 番組で私生活を取り上げられたことがある。

※POISON(ポイズン)
 4人組。上記二者の系譜をそのまま引き継いだような、軽めのポップ
 メタルをやっている。初代ギタリストのCC・デヴィルが脱退した後、
 本格派のリッチー・コッツェンを迎えてバンドスタイルの転換を図る
 ことにも挑戦したが、コッツェンも結局はバンドを去った。

※NIGHT RANGER(ナイト・レンジャー)
 5人組。この範疇に入れるのはどうかとも思いましたが、一応西海岸
 出身なので。前身はルビコンなるファンクバンド。そのメンバー3人
 を中心にレンジャーの名でバンドが結成され、その後、同名バンドが
 いたのでナイト・レンジャーに改名。一時は中心人物の1人であった
 ブラッド・ギルズ(ギター)がオジー・オズボーン・バンドに加入の
 ためにバンドを離れたものの、ナイト・レンジャーのデビュー決定と
 同時に復帰。1989年まで活動し解散。ギルズとジェフ・ワトソン
 というツイン・リードのテクニックや、曲の良さが高く評価された。
 1996年に再結成、現在はツアー中心に活動中の模様。

※QUIET RIOT(クワイエット・ライオット)
 4人組。デビューは1978年。一部で非常に人気があったギターの
 ランディ・ローズが在籍。しかし、セールス不振でバンドは解散し、
 ローズとルディ・サーゾ(ベース)は、オジー・オズボーン・バンド
 へと移籍。ローズのギタープレイは高く評価されたが、1982年に
 ローズは飛行機事故で逝去。これを機にサーゾもオジー・オズボーン
 を辞め、クワイエット・ライオット再結成。1983年にはアルバム
 『メタル・ヘルス』を全米1位に。しかし、ヴォーカルのケヴィン・
 ダブロウとサーゾの不仲が明らかになり、結局サーゾはバンドを抜け
 ホワイトスネイクに移籍。その後もバンドは継続し、現在も活動中。
 但し、『メタル・ヘルス』以上のヒットは出ていない。

・・・とまあ、駆け足に5つのバンドを例に挙げてみました。
あのバンドが入ってない、という御意見もあろうかと思いますが、
その点はどうか御容赦を。
なお、東海岸系のバンドは敢えて入れておりません。
(よって、ボン・ジョヴィや、私の好きなトゥイステッド・シスターは除外)

とりあえず、上記5バンドの代表作を。

RATT『OUT OF THE CELLER』(1984)
MOTLEY CRUE『THEATRE OF PAIN』(1985)
POISON『LOOK WHAT THE CAT DRAGGED IN』(1986)
NIGHT RANGER『DAWN PATROL』(1982)
QUIET RIOT『METAL HEALTH』(1983)

なお、こうした系譜の切り札的な存在であるのが、
GUNS’N ROSES(ガンズ・アンド・ローゼズ)だと私は思ってます。
posted by KAZZ at 21:07 | 島根 ☁ | Comment(3) | TrackBack(0) | その他音楽 このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
※いただいたコメントは全て拝読しております!
始めまして。
LAメタルですね〜〜!
でもDOKKENを入れてあげてください。
お願いします!!

当時のジョージ・リンチは神様ですからね。
Posted by Hydro at 2005年08月02日 18:11
どうも初めまして。

DOKKEN。いましたねえ。
仲が悪いくせに一緒に活動してた
ドン・ドッケンとジョージ・リンチ(笑)

でも確かにジョージ・リンチのギターって
評判良かったですからね。
私も彼らの「BACK FOR THE ATTACK」っての持ってます。

LAメタルはバンドの数も多いですから、
いずれ第2弾を書くことになると思うんで、
その時にはDOKKEN入れましょう。
Posted by KAZZ at 2005年08月02日 19:47
あとは、WASPだなぁ。

「アニマル」、「悪魔の化身」、「L.O.V.E.マシーン」などいい曲アリですから。
Posted by ロックの申し子 at 2008年07月15日 10:14
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