2007年07月07日

島根県サッカー選手権準決勝

今日見てきた、島根県サッカー選手権準決勝2試合を
例によって簡単に振り返ります。

【1】FCセントラル中国 3(2−0,1−0)0 FCいずも

 シードチームの一角を占めるFCセントラル中国は、この準決勝から登場しました。ここ数年、島根県代表として天皇杯本戦に出場しているチームです。
 さて、そんなFCセントラル中国なんですが、この日の彼らはそこまで突出して良かったというわけでもありませんでした。何が悪いということもなかったんですが、従前の彼らからすると、もう一つという印象でした。
 これはたぶん、翌日に決勝戦があることを考えた上で、そこに進出することを見越しつつ、ある程度ペースをセーブしていたのではないかという気がするのですが、実際どうだったのかはわかりません。
 ともあれ、前半半ば頃に立て続けに入った得点は、いずれもセットプレーからのもので、崩した形はあまりなかったように思います。

 FCいずもも、こういう形を見切っていたはずで、ならば多少強引にでも攻めていけば良さそうなものでしたが、事実上の1トップでターゲットマンとして機能させたかったはずの、元SC鳥取の二瀬を使いこなしきれず、時間経過と共に彼を孤立させることになってしまいました。
 その結果、ペースの緩いセントラルを崩せず、いたずらに時間を消費するだけとなってしまいました。ボールを持ったら二瀬もそれらしく活躍はしたのですが、ゴールするに至りません。また、先週の試合に続いて、二瀬はまた警告をもらっていました。ただ、シチュエーションからすると、少々可哀相な警告だったとは思います。

 そうこうするうちに後半、なんてことのないセントラルの選手のショットを、いずものGKがキャッチしきれずお手玉し、これを押し込まれて駄目押し点を献上してしまいました。
 緊張感が不足しすぎだと思いましたね。これではダメです。GKからしてこのような状態ですから、フィールドプレーヤーたちももう一つ試合に入り込めず、そのまま終了のホイッスルを聞いてしまいました。

 正直、試合後にいずもの連中が飲み会の相談をしているのを聞いてた方がよほど面白かった、ということで、この試合の様子を察していただくといいのではないでしょうか。



【2】石見FC 2(1−0,1−0)0 大社高等学校

 まあ、低調な試合でした。前述の理由から石見は比較的抑えめに、でも必要なことはちゃんとやっていたのに比べて、大社高の連中はというと、声も出さない、ポジショニングも悪い、出足も遅いという痛恨の三重苦。これでは試合に勝てるはずもありません。
 例えば、中盤で大社高の選手がボールを奪ったとしましょう。そこから上手くつないで攻撃に持っていくためには、複数の選手たちの連携が欠かせないのですが、大社高の選手たちはというと、スペースを作るような動きもせず、味方のパスを待っているような状態で、これでは石見側のペナまでボールが行きません。
 よしんばボールがつながったとしても、ポジショニングがマズく、絶好機を演出するような動きに至らないので、すぐに石見の守備陣にクリアされてしまいました。

 前半の石見の得点は、お手本のような左からの正確なクロスを、FWの選手が頭で押し込んだものでした。大社高の守備陣は手も足も出ませんでした。
 慌てず騒がず大人のサッカーに徹した石見に対して、何がしたいのかよくわからない大社高のサッカー。これではどちらに分があるか、一目瞭然というものです。

 後半も似たようなペースで推移し、途中、大社高のDFと思われる選手が故障を負ったり、同じくDFと思われる選手が2枚目の警告を受けて退場になったりと、手前勝手に状況を悪くする中、終盤に石見は前掛かりになって攻めてきた大社高の攻撃を抑えると、すぐさまカウンターを仕掛け、見事に駄目押し点を取りました。

 まあ、大社高は負けるべくして負け、石見は勝つべくして勝った、という試合だったと思いますよ。そう表現するしかないでしょう。

 あと、大社高はわかるんですが、何故か石見の方にも高校生の応援団がいて、大社高と石見の応援団がシンクロして同じ歌を歌おうとするので、しばらく笑いが止まりませんでした。



というわけで、明日の決勝戦のカードです。

FCセントラル中国 vs 石見FC

浜山開催にもかかわらず、石見勢同士の対決になりました。
決勝戦は浜山陸上競技場で、明日の13:10キックオフ。
NHK総合テレビ(松江局だけですが)で生中継もある予定です。
posted by KAZZ at 21:45 | 島根 ☁ | Comment(4) | TrackBack(0) | 山陰のサッカー このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
※いただいたコメントは全て拝読しております!
ぼくも見てました。一応はセントラルを応援してるんですが、調子の上がらない選手に活を入れるためにも出雲には期待してたんですが・・。前半守り気味で後半勝負かと思いきや一向に攻めないで、引いてばかり。後半も動きが落ちてみていて
面白味のない試合でしたね。
2試合目はみてないんですが去年の大社が結構よかったので解説通りだとすると残念ですね。島根のサッカーの発展に期待です。
ちなみにセントラルは浜田地区なんで石見勢同士ではないですよ。それでは遠路より浜山向かいます。先取点が石見のカウンターならみていて楽しいサッカーになるとおもうんですが・。
Posted by vamos at 2007年07月08日 09:28
いずもは、ある種の同好会みたいなものですから
どうしてもセントラルとは差がついてしまいます。
勝てれば儲けもの、みたいな感じでやっていたのではないかと。

大社高は、正直まるでダメでした。
もうちょっと見せてくれると思ったんですが・・・。

>ちなみにセントラルは浜田地区なんで石見勢同士ではないですよ。

私がここで言ってる「石見」というのは、
大田市以西のことを指しています。
要するに、旧国名(出雲・石見・隠岐)で示される
地域名のことですよ。
従って、浜田市も石見地方の中の一つであり、
故に「石見勢」と括って書いたわけです。
Posted by KAZZ at 2007年07月08日 18:48
出雲は今年こそはとか思ったんじゃないですかね
俺は昔対戦した、歴史のある”いずも”がよかったな。
なんか、しっかりしたチームだったもん
今対戦したりしてるけど、いろんなチームから上手いもん引っ張って、同年代の同窓会みたいなチームだね
運よく準決までいったけど力の差はでたね
まあ長く続けばいいけどね
まあ松江にも元いずもの選手ってなぜか多いね(笑)
Posted by 松江王者 at 2008年09月11日 14:24
まあ、FCいずもは成り立ちに際して
いろいろあったみたいなので。

正直、この辺の事情はよくわかりません。
Posted by KAZZ at 2008年09月11日 19:28
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