2005年06月15日

ヴィッセル神戸は何処へ行く?

たった2ヶ月で、また監督交代である。
言うまでもなく、ヴィッセル神戸の話だ。

開幕当初は、松永英機氏が監督をやっていた。
しかし結果を出せない松永監督はあっさり更迭され、
4月末にエメルソン・レオン氏が招聘された。
彼ほどの大物監督をリリーフに呼ぶのもどうかと思うが、
これはこれで神戸のやる気と評していいのかもしれない、
と最初のうちは思っていた。

しかし結局、レオン氏を以てしても
一度悪い方に傾いた神戸の流れを引き戻すことはできなかった。
そして、強化を巡る考え方の違いが出てきて、
結局レオン氏もまた監督の任を離れることになった。

松永・レオン両監督の退任について、
少なくとも、松永氏やレオン氏に非があるとは思えない。
それはたぶん、ヴィッセル神戸というクラブが抱えている
ある種の病理のせいなのかもしれない、と思う。

それは神戸と同じ人物がオーナーを務めている
プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスにも言えることだが、
ともかく「緊張感が欠如しすぎている」ということ。
様々な目玉を擁し、カンフル剤だらけのチームを作るのはいい。
けれども、そんなチームにいい意味の緊張感があるのか。

正直、ヴィッセル神戸の選手たちに同情したい。
フロントが右往左往した結果がこれでは、
選手だってモチベーションをなくすに決まっている。

監督を交代させようと思うのであれば、
継続性を重視させなければいけない。
いきなり何もかも変えようというのが無理なのだ。

例えば、松永氏からレオン氏に替えた時、
そこにチームとしてのいろいろな意味での継続性はあったのか。
ビッグネームだから何とかしてくれるだろう、
という甘い期待だけがあったのではないか。
だとしたら、それはもはや強化でも何でもない。
レオン氏が退任することになったのも無理からぬ話だ。

今回はたまたまヴィッセル神戸に起きた話だが、
こういうことは何処のクラブにもあり得ると思う。
定見を持たずに右往左往するような
アマチュアじみたフロントしかいないなら
そんなクラブは間違いなく大成できない。
図らずも、ヴィッセル神戸がそれを体現した。

こういう残念なニュースは、
たとえ贔屓チームのものでなくても胸が痛む。
今一度、ヴィッセル神戸が浮上できるように
選手たちの奮闘努力に期待したいのだが・・・。
posted by KAZZ at 20:35 | 島根 | Comment(0) | TrackBack(0) | Jリーグ全般 このエントリーを含むはてなブックマーク
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