2005年04月21日

オフコース / JUNKTION

約2週間ぶりにやるんで、もう忘れてる人もいるかもしれませんが、
まだまだオフコース企画は続いていますよ。

というわけで、今回はアルバム「JUNKTION」です。
1977年に出ました。なお、このアルバム以降、
グループ名のカタカナ表記から「・(中黒)」が取れました。

[曲目]
1:INVITATION(鈴木康博)
2:思い出を盗んで(小田和正)
3:愛のきざし(小田和正)
4:潮の香り(鈴木康博)
5:秋の気配(小田和正)
6:変ってゆく女(鈴木康博)
7:あなたがいれば(小田和正/鈴木康博)
8:恋人よそのままで(鈴木康博)
9:HERO(小田和正・鈴木康博)

[プロデュース]
武藤敏史、オフ・コース

[編曲]
オフ・コース、小田和正/鈴木康博(弦)

[ゲスト]
特になし

[発売日]
1977年9月5日

[アルバム解説と感想]
 大間ジローを筆頭に、松尾一彦(以上、元ジャネット)、そして清水
仁(元バッド・ボーイズ)の3人を(正メンバー扱いではなかったが)
加入させたオフコースは、次第にバンドでやれる音を、真剣に模索する
ようになっていきました。
 ただ、細かいテクニックの面で、必ずしもついていけるわけではない
3人の新メンバーとのコラボレーションは、本当にうまくいくのかと、
半信半疑で進められた部分もなきにしもあらず、というところでした。

 ただ、そういう具合だったからこそ救いになったのは、3人の明るさ
だったのかもしれません。
 大間ジローという御仁は、とにかくポジティヴ指向の塊みたいな人の
ようで、後年NHKで放映され、今から3ヶ月ほど前にも再放送された
若い広場」を見てもわかるように、その際立つ明るさが、ともすれば
沈滞しがちなムードを救ったのかもしれません。

 ともあれ、オフコースは5人となって、もはや後退することは許され
ず、前進するしかなくなったわけです。
 そんな中で作られたのが、本作「JUNKTION」です。まだアル
バムやシングルのポートレイトには小田と鈴木しか写っていませんが、
この作品はたぶん、彼らにとって初めて5人のオフコースで作ったもの
だと言い切れる作品だと思います。
 収録作品は9曲と少ないのですが、その分、密度は濃く、基本的には
グループの一体感を前面に押し出したような作品になっています。

 難を言うなら、シングル向けの曲がほとんどないことぐらい。最初の
(というか唯一の)シングルに選ばれた「秋の気配」にしたって、名曲
との誉れは高いのですが、シングルとして成功するような雰囲気の作品
とまでは言い切れません。
 結局、アルバムからのシングルはそれだけで、続いてリリースされた
のは、テレビドラマの主題歌になった「ロンド」(鈴木康博の曲)で、
これはアルバムに収録されていません。
 ツアー中ということもあって、アルバム制作に取れる時間が少なかっ
たということも、大きな制約だったと言えそうですが、何にしても、そ
ういった状況下にあって、これだけの作品を送り出したことは、ある種
の奇跡だったのかもしれません。

 この翌年の春、オフコースは初めてのベスト盤をリリースしたあと、
新作を出すことになりますが、ここからいよいよ5人の時代が本格的に
幕を開けていきます。

[お勧め曲]
 T−2、4、5は最強でしょう。T−9の次々に変わっていく曲調を
楽しむのも一興です。なお本作は、全般的に鈴木色の強い作品集なので、
ヤスさんのファンにはぜひお勧めしたいところです。

[必聴度](★…1点、☆…0.5点。5点満点)
★★★★☆

次回は「FAIRWAY」を御紹介します。1978年のアルバムですね。
posted by KAZZ at 21:06 | 島根 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | オフコース このエントリーを含むはてなブックマーク
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Excerpt: 「 鈴木康博 」の検索結果で、「いろいろあるんですけど・・・ .. 」さんを紹介させていただきました。つながり系サイトです。
Weblog: 日刊カタログ
Tracked: 2005-05-10 13:36
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