2007年01月01日

素晴らしき赤き野郎ども〜第86回天皇杯決勝戦結果〜

第86回天皇杯サッカー全日本選手権決勝@国立霞ヶ丘競技場

浦和レッズ(J1/赤白) 1(0−0,1−0)0 ガンバ大阪(J1/白白)
(予想は 浦 和 1−2 G大阪 で、ハズレ)

<得点>
浦)永井(87')
G)なし

<浦和レッズのメンバー>
(先発及び出場したサブ)
GK:23都築
DF: 3細貝、 5ネネ、19内舘
MF:18小野(76'→30岡野)、16相馬、14平川(62'→17長谷部)、 6山田、13鈴木啓(88'→20堀之内)
FW: 9永井、10ポンテ

(出場しなかったサブ)
GK: 1山岸、DF:36堤、FW:12黒部、34エスクデロ

<ガンバ大阪のメンバー>
(先発及び出場したサブ)
GK: 1松代
DF: 5宮本、 6山口、 4実好
MF:10二川、 7遠藤、17明神、14家長、21加地
FW: 9マグノアウベス、11播戸

(出場しなかったサブ)
GK:22藤ヶ谷、DF: 2シジクレイ、 2入江、MF:20寺田、27橋本、FW:16前田、19中山

<警告・退場>
浦)ネネ(32'・警)、細貝(58'・警)
G)家長(28'・警)、加地(42'・警)

<出場停止>
浦)なし
G)なし

<観衆>
46,880人

日刊スポーツのスコア速報


窮地に立たされた時の浦和が、ここまで底力を見せるとは・・・。

シュート数からして7対23ですから
ガンバのペースなのは明らかだったんですが、
それを懸命に耐えているという芸風は
ここ2戦で見られたものとほぼ同じでした。

どこかでガンバに点が入っちゃうんだろうなと思いながら見てたんですが、
ガンバの方がとにかく絶好機を度々逸するような状態で、
しかしガンバは諦めずにその後も好機を創り出すことに専念します。

一方の浦和は、たまに好機はあるものの、
基本的にはガンバの攻めに耐えることに終始していました。
攻めの中軸となるポンテも、ガンバの集中した守備に抑え込まれることが多く、
小野も何処か窮屈そうにしていることが多かったですね。
そうなると必然的に前線にいる永井辺りも孤立してしまうことに。
いいチャンスもありましたが、肝心の永井がトラップミスをして
それを潰すことになってしまいました。

浦和のサイドに目を転じると、相馬は例によって思いきりのいい突っ込みで
相手を引きずり出すことに成功することも多かったものの、
平川がもう一つ前掛かりになりきれない状態でした。

ガンバの攻撃は中・サイド共にバラエティ豊富で、
サイドは加地・家長が適度に前を窺える状況で、
中に転じても二川、マグノアウベス、播戸が絶えず動き回りながら
スペースとポジションを作り合っていきます。

ガンバは守備でもおおよそまとまっており、
宮本・山口・実好の3人は安定感があるように見えました。

このことから考えても、ガンバが何処かで点を取るだろうと思えたのですが、
これが全然点が取れない。どんな絶好機も外してしまう。

そんな状況が後半も引き続き起きていくと
次第にガンバが焦り出すのではないかと思っていました。
しかし、ピッチ内はそれほど焦った様子がなく、
これでむしろベンチワークが硬直してしまったように思います。
ガンバは結局最後まで交代選手を出さなかったのですが、
状況を見すぎて交代機を逸したのではないでしょうか。

流れは自分たち、でももう一つ流れに乗り切れていない、
交代はしたい、しかし良い流れを壊したくない。

こんなことになってしまったのかもしれません。

そうこうしているうちに、浦和にワンチャンスをものにされ、
その永井の得点をしぶとく守りきられてしまいます。

澱んだ流れを変えきれなかったのは指揮官の責任ですが、
それを中からでも強引に整えることが、
中の選手たちにはできなかったのか、という気がしました。
西野監督が送り出した選手たちを信頼していたといえばそうでしょうが、
それが硬直した状態を抜け出すために
某かの手を打って打開しようとすることも、大切なことだと思いました。

その点、浦和のブッフバルト監督は3枚の交代枠をしっかり使って
流れの転換を図ることに手間を惜しみませんでした。
3人の交代選手たちはキッチリ仕事を果たしましたね。

浦和は立派だなと思いましたよ。
出場することのない主力が3人いて、怪我人も何人か抱えて、
守りも攻めもコーディネイトが難しい状況の中で
何一つ出し惜しみをせず、しっかり勝ちきってくるんですから。
恐れ入りました

見事に天皇杯を連覇した浦和レッズに敬意を表して
このテレビ観戦記を締めようと思います。
posted by KAZZ at 17:44 | 島根 ☁ | Comment(0) | TrackBack(1) | サッカー天皇杯(06年以前) このエントリーを含むはてなブックマーク
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Tracked: 2007-01-01 23:38
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