2005年03月12日

オフ・コース / 僕の贈りもの

昨日予告した、オフコースのアルバム紹介シリーズです。
ストーンズほど枚数は多くないので、適宜やりますね。
(毎日このネタで行くわけではありません、という意味)

今日は、オフコースのデビューアルバム、「僕の贈りもの」です。

[曲目]
1:僕の贈りもの(小田和正)
2:よみがえるひととき(小田和正)
3:彼のほほえみ(鈴木康博)
4:水曜日の午後(小田和正)
5:地球は狭くなりました(小田和正)
6:でももう花はいらない(鈴木康博)
7:歩こう(鈴木康博)
8:ほんの少しの間だけ(小田和正)
9:貼り忘れた写真(鈴木康博)
10:静かな昼下がり(鈴木康博)
11:さわやかな朝をむかえるために(小田和正/鈴木康博)

[プロデュース]
橋場正敏、オフ・コース

[編曲]
オフ・コース、青木望(弦)ほか

[ゲスト]
矢沢透(アリス)、柳田ヒロ、チト河内(以上、小室等と六文銭)ほか

[発売日]
1973年6月5日

[アルバム解説と感想]
 元々評価はそれほど低いわけでもなかったんですよ。ヤマハLMCの
準優勝グループですし、優勝グループの赤い鳥と比べても遜色があると
いうわけではなかったのですから。
 ただ、赤い鳥が結構売れたのに対して、オフコースは苦難の道を歩ま
されました。
 デビューシングルは1970年に出てますが、これはオリジナル曲で
はありませんでしたし、2枚目のシングルにしてもB面こそオリジナル
でしたが、A面はフォーククルセダーズの加藤和彦が書いた作品でした。
3枚目のシングルに至っては、彼らがテレビ出演時に知り合った、作曲
家の東海林修に実験台のような格好で使われてしまい、それらはいずれ
も売れませんでした。
 メンバーも、小田和正と鈴木康博以外は結構変動がありまして、この
2人に落ち着いたのは、結局1972年5月以降でした。

 さて、ここで一つの出会いがありました。杉田二郎との出会いです。
杉田は「戦争を知らない子供たち」のヒットを生んだジローズの中心人
物であり、フォークソングの世界ではそれなりに知られた人物でした。
その杉田とオフコースが出会い、杉田はたちまちオフコースに惚れ込み
ました。「自分にないものを持っていた」というのが杉田の感想だった
ようです。
 シングルが全く売れないオフコースのアルバムを作ったら良いと強く
推薦したのは、この杉田であり、オフコースは杉田が中心となった音楽
事務所に所属することにもなりました。

 そんな杉田の肝煎りだからかどうか、結構制作費はかかってるような
感じがします。ただ、結果としては売れなかったですね。
 とはいえ、このアルバムの出来は結構いいですよ。個人的には、非常
に気に入っている作品の一つです。
 いわゆるフォークソング(もっと言えば歌謡フォークと呼ばれたよう
な吉田拓郎あたりに代表される一連の作品群)とは相容れない、何やら
妙な格調を持った作品ですが、その品の良さが彼らの個性であって、そ
れがやがて大いにウケることになっていくわけですね。
 そう考えると、この作品はその貴重な端緒として、もっと評価されて
いい作品だと思いますね。

[お勧め曲]
 全部いいんですが、特にいいのはT−1、3、4、6、9、11です
ね。

[必聴度](★…1点、☆…0.5点。5点満点)
★★★★★


次回は2枚目のアルバム「この道をゆけば」を取り上げます。
posted by KAZZ at 20:40 | 島根 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | オフコース このエントリーを含むはてなブックマーク
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