2006年07月10日

【W杯TV桟敷観戦記・29】第3位決定戦:ドイツvsポルトガル

2006ドイツW杯第3位決定戦@シュトゥットガルト

ドイツ 3(0−0,3−1)1 ポルトガル

<得点>
GER)シュヴァインスタイガー(56')、OG(60')、シュヴァインスタイガー(78')
POR)ヌノ・ゴメス(88')

<警告・退場>
GER)フリンクス(7'・警告)、シュヴァインスタイガー(78')
POR)リカルド・コスタ(24'・警告)、コスティーニャ(33'・警告)、パウロ・フェレイラ(60'・警告)

<交代>
GER)11クローゼ→10ノイヴィル(65')、20ポドルスキ→9ハンケ(71')、7シュヴァインスタイガー→15ヒツルスペルガー(79')
POR)6コスティーニャ→8ペティート(HT)、14ヌノ・ヴァレンテ→21ヌノ・ゴメス(69')、9パウレタ→7フィーゴ(77')

<メンバー>
ドイツ

先発
GK 12 オリヴァー・カーン
DF 2 マルセル・ヤンセン
DF 6 イェンス・ノヴォトニー
DF 16 フィリップ・ラーム
DF 21 クリストフ・メツェルダー
MF 5 セバスティアン・ケール
MF 7 バスティアン・シュヴァインスタイガー(79' OUT)
MF 8 トルステン・フリンクス
MF 19 ベルント・シュナイダー
FW 11 ミロスラフ・クローゼ(65' OUT)
FW 20 ルカス・ポドルスキ(71' OUT)

サブ
-- 1 イェンス・レーマン
-- 3 アルネ・フリードリヒ
-- 4 ロベルト・フート
-- 9 マイク・ハンケ(71' IN)
-- 10 オリヴァー・ノイヴィル(65' IN)
-- 13 ミヒャエル・バラック
-- 14 ゲラルト・アサモア
-- 15 トマス・ヒツルスペルガー(79' IN)
-- 17 ペア・メルテザッカー
-- 18 ティム・ボロフスキ
-- 22 ダヴィッド・オドンコー
-- 23 ティモ・ヒルデブラント


ポルトガル

先発
GK 1 リカルド
DF 2 パウロ・フェレイラ
DF 4 リカルド・コスタ
DF 5 フェルナンド・メイラ
DF 14 ヌノ・ヴァレンテ(69' OUT)
MF 6 コスティーニャ(HT OUT)
MF 18 マニシェ
MF 20 デコ
FW 9 パウレタ(77' OUT)
FW 11 シモン
FW 17 クリスティアーノ・ロナウド

サブ
-- 3 マルコ・カネイラ
-- 7 ルイス・フィーゴ(77' IN)
-- 8 ペティート(HT IN)
-- 10 ウーゴ・ヴィアナ
-- 12 キム
-- 13 ミゲル
-- 15 ルイス・ボア・モルテ
-- 19 ティアゴ
-- 21 ヌノ・ゴメス(69' IN)
-- 22 パウロ・サントス
-- 23 エルデル・ポスティーガ


<感想>

 W杯の「負け組の決勝」みたいなもんですが、普通に考えたら、見るがわからすれば、そこに進んだ国の人たち以外にとっては、どうってことのない試合ですよ。
 日本でもそれはほぼその通りで、もし主審・上川徹氏、副審・広嶋禎数氏が関わっていなければ、この試合に出たドイツの雰囲気を伝える程度で終わっていたでしょう。

 試合の方は、そんな期待を見事に裏切らない低調ぶりでした。日本人審判以外の見せ場は、シュヴァインスタイガーがドイツの3点全てに絡む活躍を見せたこと、オリヴァー・カーンvsリカルドのGK対決、そしてヌノ・ゴメスが出てきて点を取ったこと、という以上3点だけでした。
 そもそも、バラックは故障を理由に試合に出る姿勢すら見せず、フィーゴもベンチスタート(こちらは試合に出場し、ヌノ・ゴメスの得点でアシストを決めています)。
 クローゼやポドルスキは、1点も追加することなく、クリンスマンの無粋であっさりと引っ込められてしまいましたし、パウレタもこれという見せ場を作れないまま、去って行ってしまいました。デコも消えている時間帯が多く、何だかもう一つの印象でしたね。

 でも、いちばん残念だったのは、クリスティアーノ・ロナウドに対するバカみたいなブーイングでしょう。あんなことするヤツはフットボールの恥さらしですよ。
 あのイングランド戦以降、ポルトガルが戦った試合の中で、C・ロナウドがボールを持つと、必ずと言っていいほど起きたブーイングは、不快きわまりないものでした。
 確かに彼はマンチェスター・ユナイテッドに於けるチームメイトでもあるルーニーを結果として「売った」かもしれません。が、それはW杯が「戦争」と形容されるような闘いの場で起きた事象である以上、仕方がないのです。
 彼とルーニーの間に起きたわだかまりは、結局、直接本人同士で解決するしかないし、解決できなければどちらかがマンUを去るしかないだけです。
 C・ロナウドも十分に傷ついている(別に事あるごとに泣いていたことを指して言ってるわけじゃなくて、です)んですよ。そこんところをもうちょっとわかってやらなくてどうするのか、という。
 あのイングランド戦でのルーニーの行動は、ルーニーが如何に申し開きをしようと退場に値することだと思いますし、それをC・ロナウドに一方的に責任転嫁してしまったルーニーにこそ、私は問題があると思っています。
 無論、C・ロナウドも軽率の誹りを免れない行動を取ったことは事実ですが、そもそもルーニーが取った行動の是非を脇に追いやってまで批判するべきことなのかという疑問が残ります。
 この件が、有望な若者の前途を歪めてしまったら、その責任は誰が取るのかという気がします。その意味で、非常に残念でした。

 試合の本筋から大幅に逸れたので話をこの試合の方に戻しますが、ドイツとしてはこの試合に勝てて良かったんじゃないでしょうか。
 無論、優勝したかったと思いますよ。しかし、この試合に進むしかなかったということが、クリンスマン率いるドイツ代表の限界だったということなんです。
 一方のポルトガルは、準決勝に敗れて緊張感が切れてしまった可能性がありますね。そうなると、一度切れた緊張感を再び戦闘モードに持っていくのは、かなり難しいと思います。
 3失点もしたことも、結局は緊張感の欠如からだったと思いますし、それを取り戻せなかったことについて、フェリペ・スコラリを責めても始まりません。運が悪かったと思うしかないのです。

 それにしても、カーン。この日は相当に気合いが入ってるようでした。見ててひしひしと伝わってくる感じでしたよ。1点こそ失いましたが、それを帳消しにできるぐらいに良いプレーが多くありました。


<おまけ>
決勝戦はどっちですかねえ。

注目して見てみたいところです。
posted by KAZZ at 00:06 | 島根 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 2006W杯ドイツ大会 このエントリーを含むはてなブックマーク
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