2005年02月19日

VOODOO LOUNGE : THE ROLLING STONES

今日は、1994年のアルバム「VOODOO LOUNGE」です。
例のベロマークにトゲが生えてて、ちょっとビックリ。

[曲目紹介]
1 : Love is strong (Mick Jagger / Keith Richards)
2 : You got me rocking (Mick Jagger / Keith Richards)
3 : Sparks will fly (Mick Jagger / Keith Richards)
4 : The worst (Mick Jagger / Keith Richards)
5 : New faces (Mick Jagger / Keith Richards)
6 : Moon is up (Mick Jagger / Keith Richards)
7 : Out of tears (Mick Jagger / Keith Richards)
8 : I go wild (Mick Jagger / Keith Richards)
9 : Brand new car (Mick Jagger / Keith Richards)
10 : Sweethearts together (Mick Jagger / Keith Richards)
11 : Suck on the jagular (Mick Jagger / Keith Richards)
12 : Blinded by rainbows (Mick Jagger / Keith Richards)
13 : Baby break it down (Mick Jagger / Keith Richards)
14 : Thru and thru (Mick Jagger / Keith Richards)
15 : Mean disposition (Mick Jagger / Keith Richards)

[プロデューサー]
ザ・グリマー・トゥインズ、ドン・ウォズ


[主なエンジニア]
ドン・スミス、ボブ・クリアマウンテンほか

[アルバムについての感想]
 最初にこのアルバムを聴いた時、「濃いなあ」と感じたことを、実は
今も忘れられません。全15曲(CDでは1枚ものですが、同時期に一
部の国で出ていたLPは2枚組でした。なお、T−15はその際にボー
ナストラック的な扱いを受けていたような・・・)全てをミックとキー
スのクレジットで占めただけでなく、実に濃密な音作りが施されてるな
という印象がありました。

 今回、共同プロデューサーに、ボニー・レイットの「NICK OF TIME」で
一躍脚光を浴び、その後もボブ・ディランの「UNDER THE RED SKY」など
の作品でプロデューサーの新興勢力としてブレイクした、元ウォズ・ノッ
ト・ウォズのリーダー、ドン・ウォズが加わっています。
 恐らくこれはミックの人選だろうと思うんですが、非常にストーンズに
フィットした、いい人選だと思いますね。
 ドン・ウォズは、ディランのアルバムをプロデュースした際に、即興性
とリラックスムードを重視する方針を打ち出し、「ディランがわかってい
る」を合い言葉に、様々なミュージシャンに(もちろん、身内であるウォ
ズ・ノット・ウォズのメンバーも含む)声をかける一方、ディラン自身に
は、セッションの当日に誰がスタジオにいるのかを、敢えて知らせないよ
うにしたらしいのです。
 その作戦が功を奏したのか、ディランは実にリラックスしたムードで、
アルバム制作に臨むことができたらしいですね。
 ちなみにそれとほぼ同時期に、ドン・ウォズ(正しくは彼の実弟である
デヴィッドもこれに加わっている)は、イギー・ポップのアルバム制作に
も、プロデューサーとして参加していたというから驚きですよね。

 そんなドン・ウォズと組んでの本作は、ビル・ワイマン脱退後の最初の
作品だが、ベースにパーマネントメンバーを置かないことになりました。
 とはいえ、本作で大活躍しているダリル・ジョーンズ(マイルス・デイ
ヴィスやスティングなどとの活動経験もある黒人ベース奏者)が、事実上
のビルの後任みたいなものですが・・・。

 ともあれ、意欲的に曲を作り出した結果、オープニングから結構高めの
テンションでアルバムは推移していきます。
 ストーンズの太い音の骨格は巧く残しつつ、時折混じってくる軽妙さを
うまくブレンドした作品で、非常に評価も高かったように記憶しています。
 かつての作品にたとえると、「AFTERMATH」と「EXILE ON MAIN ST.」を
足して2で割ったような、そんな感じでしょうか。全般的にクオリティが
あって、カバー一切なしの自作曲勝負で、独特のリラックスムードが垣間
見えて、アルバムとして中弛みすることなく聴ける作品だと思いますね。

[個人的にお勧めの曲]
 T−1〜8、10、14ですね。特にT−1〜8の流れは絶品そのもの。
ゾクゾクします。
 ちなみに、ここから出たシングルのカップリング曲が結構好きで、よく
聴いてましたね。タイトルは、以下の通りです。

The storm」(「Love is strong」にカップリング)
So young」(同マキシシングルにカップリング)
Jump on top of me」(「You got me rocking」にカップリング)
(↑はちなみに映画「プレタポルテ」のサントラにも収録されています)
I'm gonna drive」(「Out of tears」にカップリング)

[聴いとけ度]
★★★★★

次回は「STRIPPED」です。
ライヴとスタジオ録音とをミックスした、一種の企画盤ですね。
posted by KAZZ at 20:44 | 島根 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | THE ROLLING STONES このエントリーを含むはてなブックマーク
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