2006年07月01日

【W杯TV桟敷観戦記・24】準々決勝第1戦:ドイツvsアルゼンチン

2006ドイツW杯準々決勝第1戦@ベルリン

ドイツ 1(0−0,1−1、0−0,0−0,PK4-2)1 アルゼンチン

<得点>
GER)クローゼ(80')
ARG)アジャラ(49')

<警告・退場>
GER)ポドルスキ(3'・警告)、オドンコー(89'・警告)、フリードリヒ(114'・警告)
ARG)ソリン(46'・警告)、マスケラーノ(60'・警告)、ロドリゲス(88'・警告)、クルス(95'・警告)

<交代>
GER)19シュナイダー→22オドンコー(62')、7シュヴァインスタイガー→18ボロフスキ(74')、11クローゼ→10ノイヴィル(85')
ARG)1アボンダンジエリ→12フランコ(71')、10リケルメ→5カンビアッソ(72')、9クレスポ→20クルス(78')

<メンバー>
ドイツ

先発
GK 1 イェンス・レーマン
DF 3 アルネ・フリードリヒ
DF 16 フィリップ・ラーム
DF 17 ペア・メルテザッカー
DF 21 クリストフ・メツェルダー
MF 7 バスティアン・シュヴァインスタイガー(74' OUT)
MF 8 トルステン・フリンクス
MF 13 ミヒャエル・バラック
MF 19 ベルント・シュナイダー(62' OUT)
FW 11 ミロスラフ・クローゼ(85' OUT)
FW 20 ルカス・ポドルスキ

サブ
-- 2 マルセル・ヤンセン
-- 4 ロベルト・フート
-- 5 セバスティアン・ケール
-- 6 イェンス・ノヴォトニー
-- 9 マイク・ハンケ
-- 10 オリヴァー・ノイヴィル(85' IN)
-- 12 オリヴァー・カーン
-- 14 ゲラルト・アサモア
-- 15 トマス・ヒツルスペルガー
-- 18 ティム・ボロフスキ(74' IN)
-- 22 ダヴィッド・オドンコー(62' IN)
-- 23 ティモ・ヒルデブラント


アルゼンチン

先発
GK 1 ロベルト・アボンダンジエリ(71' OUT)
DF 2 ロベルト・アジャラ
DF 3 フアン・パブロ・ソリン
DF 4 ファブリツィオ・コロッチーニ
DF 6 ガブリエル・ハインツェ
MF 8 ハビエル・マスケラーノ
MF 10 フアン・リケルメ(72' OUT)
MF 18 マクシ・ロドリゲス
MF 22 ルイス・ゴンサレス
FW 9 エルナン・クレスポ(78' OUT)
FW 11 カルロス・テベス

サブ
-- 5 エステバン・カンビアッソ(72' IN)
-- 7 ハビエル・サビオラ
-- 12 レオ・フランコ(71' IN)
-- 13 リオネル・スカローニ
-- 14 ロドリゴ・パラシオ
-- 15 ガブリエル・ミリート
-- 16 パブロ・アイマール
-- 17 レアンドロ・クフレ
-- 19 リオネル・メッシ
-- 20 フリオ・リカルド・クルス(78' OUT)
-- 21 ニコラス・アンドレス・ブルディッソ
-- 23 オスカル・ウスタリ


<感想>
 これは、死闘の末の感動的な大激戦だったのか、それとも単なる冗長な凡戦だったのか、見方によって判断がかなり分かれるところじゃないかと思うんですが、私は後者だと思っています。
 敢えて厳しい見方をしますが、少なくともここまでの凡戦になる試合ではなかった、と思うのです。

 その理由として、ペケルマンの交代枠の使い方がアルゼンチンのゲームプランを微妙に狂わせたことが、後々に影響を及ぼしてしまったのではないかと言えることが挙げられます。

 GKアボンダンジエリの故障による交代は、これは致し方のないことだと思います。あのシーン、確かにあれ以上彼がプレーするのは難しいと思われるぐらい、えぐい当たりでした。
 問題は、その直後にリケルメを下げ、更にその6分後にクレスポまで下げてしまったことです。
 リケルメ→カンビアッソの交代というのは、恐らく守れない(というか、守りにあまり寄与しない)リケルメよりは、守りに一定以上の貢献が可能なカンビアッソを入れることで逃げ切りを図ろうという目論見があってのことだったと思うのですが、それにしては時間が早すぎたような・・・。
 アボンダンジエリの負傷交代から間もなくでしたし、正GK故障で守備面を強化しなければとでも思ってしまったのでしょうか。この辺の判断はペケルマンでないとわからないわけですが、それにしても「?」ってなもんでした。
 そして、クレスポ→クルスなんですが、これは何なのでしょう。クルスが悪い選手だとはもちろん思いませんが、何故メッシでなかったか、という気はします。

 ともかく、GKの致し方ない交代から始まって10分足らずの間に3枚のカードを一気に使い切ってしまったペケルマンの判断に、少々疑義を挟みたくなる気がします。

 一方でドイツの側からしてみたらどうだったかというと、アルゼンチンとは違う意味で問題を残した試合だったという言い方ができそうです。

 一番の問題だと思うのは、アルゼンチンにガツガツ来られてプレッシャーに晒された時、何も打つ手がなかったということじゃないかと。
 ああやって前からガツガツ押し込まれて、為す術もなく守りに帰るドイツの打たれ弱さというか、押しの弱さを見ていると、クリンスマンが作り上げたこのチームは、攻めている時には無類の自信を見せることができるのに、守りに入ると「借りてきた猫」になりかねないナーヴァスさを持った、二面性のあるチームなんだなと思ってしまいます。

 クローゼが同点ゴールを決めることは決めましたし、その後もしぶとく戦い続けて、結局PK戦にまでもつれ込む強かさを見せることはできたのですが、前半に見せたような、押し込まれて怯み加減になるような面が、今後も出てくるようだと、いくらホームアドバンテージがあったとしても、この先厳しいんじゃないかとさえ思うのです。
 まだ対戦相手が決まっていませんが、イタリアとウクライナのどちらが来ても、今回以上にキツい試合が待っているような気がします。

 いずれにせよ、試合前の期待感を大きく削がれた感じはします。まあ、それがこのレベルの厳しさなのだと言ってしまえば、それまでではあるのですが。


<おまけ>
せめてメッシを使えよな・・・

・・・と、ペケルマンに繰り言を言ってみるテスト。

ま、アルゼンチンは、これに懲りずに次も出てきて
いろいろと驚かせてほしいものです。
posted by KAZZ at 03:40 | 島根 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 2006W杯ドイツ大会 このエントリーを含むはてなブックマーク
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