2006年06月26日

【W杯TV桟敷観戦記・21】決勝トーナメント1回戦第3戦:イングランドvsエクアドル

2006ドイツW杯決勝トーナメント1回戦第3戦@シュトゥットガルト

イングランド 1(0−0,1−0)0 エクアドル

<得点>
ENG)ベッカム(60')
ECU)なし

<警告・退場>
ENG)テリー(18'・警告)、ロビンソン(77'・警告)、キャラガー(82'・警告)
ECU)バレンシア(24'・警告)、C・テノリオ(37'・警告)、デラクルス(67'・警告)

<交代>
ENG)15キャラガー→11J・コール(76')、7ベッカム→19レノン(87')、4ジェラード→20ダウニング(89')
ECU)20E・テノリオ→7ララ(69')、21C・テノリオ→10カビエデス(71')

<メンバー>
イングランド

先発
GK 1 ポール・ロビンソン
DF 3 アシュリー・コール
DF 5 リオ・ファーディナンド
DF 6 ジョン・テリー
DF 16 オーウェン・ハーグリーヴス
MF 4 スティーヴン・ジェラード(89' OUT)
MF 7 デヴィッド・ベッカム(87' OUT)
MF 8 フランク・ランパード
MF 11 ジョー・コール(76' OUT)
MF 18 マイケル・キャリック
FW 9 ウェイン・ルーニー

サブ
-- 2 ガリー・ネヴィル
-- 10 マイケル・オーウェン
-- 12 ソル・キャンベル
-- 13 デヴィッド・ジェームス
-- 14 ウェイン・ブリッジ
-- 15 ジェイミー・キャラガー(76' IN)
-- 17 ジャーメイン・ジェナス
-- 19 アーロン・レノン(87' IN)
-- 20 スチュワート・ダウニング(89' IN)
-- 21 ピーター・クローチ
-- 22 スコット・カーソン
-- 23 テオ・ウォルコット


エクアドル

先発
GK 12 クリスティアン・モラ
DF 3 イバン・ウルタド
DF 4 ウリセス・デラクルス
DF 17 ジョバンニ・エスピノサ
DF 18 ネイセル・レアスコ
MF 8 エディソン・メンデス
MF 14 セグンド・カスティージョ
MF 16 ルイス・アントニオ・バレンシア
MF 20 エドウィン・テノリオ(69' OUT)
FW 11 アグスティン・デルガド
FW 21 カルロス・テノリオ(71' OUT)

サブ
-- 1 エドウィン・ビラフエルテ
-- 2 ホルヘ・グァグァ
-- 5 ホセ・ルイス・ペルラサ
-- 6 パトリシオ・ウルティア
-- 7 クリスティアン・ララ(69' IN)
-- 9 フェリックス・ボルハ
-- 10 イバン・カビエデス(71' IN)
-- 13 パウル・アンブロシ
-- 15 マルロン・アジョビ
-- 19 ルイス・サリタマ
-- 22 ダミアン・レンサ
-- 23 クリスティアン・ベニテス


<感想>
 オーウェンを欠いてFWの層の薄さをどうやってカバーすべきかと考慮したイングランドは、ルーニーの1トップでやってきました。
 とはいうものの、何故クローチとルーニーの2トップで臨もうとしなかったのか、エリクソン監督の考え方に疑問を感じました。
 というのも、これまでの場合、クローチ+誰かというパターンが多かったわけで、その「誰か」の部分にオーウェンが入るパターンが通常だったわけですが、それほどガタイのいい(というか上背のある)選手が多くないエクアドルだったら、クローチを最初からぶち込んで驚かせとけばいいんですよ。
 あんな、やたらに長いボールでルーニーを走らせて裏を取っていこうなんていう戦法に出なくても、電柱にぶち当ててこぼれを誰かが押し込んだらいいんです。実際、それまではそうやってきてるじゃないですか。
 それが、何だか間延びしたようなロングボールを後方からどんどん蹴り込んで、気があるんだかないんだかわからないような戦法を採ったって、エクアドルにいいようにあしらわれるだけですよ。

 ただまあ、中盤にやたらと人数を押し込んだ成果というのもあって、エクアドルに攻めの自由度をさほど与えないようにしようという狙いが、それなりにうまくいっていたんじゃないかな、という気はします。
 但し、エクアドルの選手もバカじゃないんですから、押し込まれすぎたイングランドの中盤に必然的にできてしまう穴を確実に狙う方向に持っていって、またサイドの選手が中継点としてガンガン上がっていくわけで、そうなったら、如何なイングランドでもたまらんでしょう。
 あと、ロブ系の高いボールに対して、テリー辺りが不用意なミスを連発したことも気になります。あれは今後の対戦では絶対やっちゃいけないミスでしたね。
 まあ、良くしたものでエクアドルも人の多いイングランドの守備に手こずっていたのは事実でして、今一つ攻め込みきれないまま、前半を終えました。

 後半、若干間延びが生じてスペースができてくると、エクアドルの攻めも活発になってきますが、逆にそのスペースができたことでイングランドも同じように攻めができやすくなってきたのですから、皮肉といえば皮肉かもしれませんね。
 んで、最終的にはベッカムのFKが入って、これが決勝点になってしまうわけですが、イングランドにあった見せ場は、これが最大のものと言えます。
 あとは、せいぜいレノンが入って元気ぶりを見せたことぐらい。決勝トーナメントであるのに、膠着気味にゲームを運んだイングランドの消極策には、あまり感心できませんでした。

 エクアドルは、最後までイングランドの適度に堅い守備をこじ開けきれませんでしたね。いつも通りで攻撃的には面白いところを見せたんですが、最後の一押しが足りない印象でした。
 C・テノリオが故障で引いてしまってから、カビエデス辺りがもう少し頑張ると思ったんですが、意外とカビエデスもボールに絡めなくて、結局それでイングランドの逃げ切りを許したような。

 ま、正直、グループリーグの消化試合を思い起こさせるような低調な試合でしたよ。見るべきものはほとんどないですね。
 イングランドの側からすると、膝を痛めたかもしれないベッカムがどういう具合かが気になるかもしれませんが、もしベッカムが出られないにしても、レノンの勢いに賭けてみるって手はありそうですよ。


<おまけ>
ベッカム夫人を久しぶりに見ましたが、相変わらずですな、あの人は。

ああ、次(ポルトガルvsオランダ)がもっと気になりますけど、寝ます。
posted by KAZZ at 02:12 | 島根 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 2006W杯ドイツ大会 このエントリーを含むはてなブックマーク
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