2006年06月22日

【W杯TV桟敷観戦記・16】予選RグループD第5戦:ポルトガルvsメキシコ

2006ドイツW杯予選GL/Dグループ第5戦@ゲルゼンキルヘン

ポルトガル 2(2−1,0−0)1 メキシコ

<得点>
POR)マニシェ(6')、シモン(24'=PK)
MEX)フォンセカ(29')

<警告・退場>
POR)ミゲル(26'・警告)、マニシェ(69'・警告)、ボア・モルテ(88'・警告)、ヌノ・ゴメス(89'・警告)
MEX)ロドリゲス(21'・警告)、ペレス(27'・警告)、ペレス(61'・警告×2→退場)、マルケス(64'・警告)、ジーニャ(87'・警告)

<交代>
POR)13ミゲル→2パウロ・フェレイラ(61')、23ポスティーガ→21ヌノ・ゴメス(69')、7フィーゴ→15ボア・モルテ(80')
MEX)22ロドリゲス→7ジーニャ(HT)、14ピネダ→15カストロ(69')、16メンデス→10フランコ(80')

<メンバー>
ポルトガル

先発
GK 1 リカルド
DF 3 マルコ・カネイラ
DF 5 フェルナンド・メイラ
DF 13 ミゲル(61' OUT)
DF 16 リカルド・カルヴァーリョ
MF 8 ペティート
MF 18 マニシェ
MF 19 ティアゴ
FW 7 ルイス・フィーゴ(80' OUT)
FW 11 シモン
FW 23 エルデル・ポスティーガ(69' OUT)

サブ
-- 2 パウロ・フェレイラ(61' IN)
-- 4 リカルド・コスタ
-- 6 コスティーニャ
-- 9 パウレタ
-- 10 ウーゴ・ヴィアナ
-- 12 キム
-- 14 ヌノ・ヴァレンテ
-- 15 ルイス・ボア・モルテ(80' IN)
-- 17 クリスティアーノ・ロナウド
-- 20 デコ
-- 21 ヌノ・ゴメス(69' IN)
-- 22 パウロ・サントス


メキシコ

先発
GK 1 オズワルド・サンチェス
DF 3 カルロス・サルシド
DF 4 ラファエル・マルケス
DF 5 リカルド・オソリオ
MF 8 パベル・パルド
MF 14 ゴンサロ・ピネダ(69' OUT)
MF 16 マリオ・メンデス(80' OUT)
MF 22 フランシスコ・ロドリゲス(HT OUT)
MF 23 ルイス・ペレス(61' Send Off)
FW 17 ホセ・フォンセカ
FW 19 オマル・ブラボ

サブ
-- 2 クラウディオ・スアレス
-- 6 ジェラルド・トラド
-- 7 ジーニャ(HT IN)
-- 9 ハレド・ボルゲッティ
-- 10 ギジェルモ・フランコ(80' IN)
-- 11 ラモン・カルロス・モラレス
-- 12 ホセ・コロナ
-- 13 ギジェルモ・オチョア
-- 15 ホセ・アントニオ・カストロ(69' IN)
-- 18 アンドレス・グアルダド
-- 20 ラファエル・ガルシア
-- 21 ヘスス・アレジャノ


<感想>
 これ、単純に考えると、試合巧者のポルトガルが、勝つか引き分けたいメキシコの猛攻を耐え、序盤に少ないチャンスを利して取った2点を守りきったというように思えますが、そんな生易しいもんじゃないと思いました。
 ポルトガルは、フェリペ・スコラリ監督がグループD1位を別に狙っていない旨の発言をしたことからもわかるように、穴熊に徹しつつ少ないチャンスを確実にものにするというものだったように思うんですが、それがあまりに露骨すぎた(特にマニシェの得点以降)がために、メキシコに主導権を握られてしまいました。

 ポルトガルの立場から言ったら、これはもうどうにもならん程のダメ試合であって、それはどうしてかというと、早い段階で2点取ってしまったことで、そこから先のプレーに緊張感がなくなってしまったように見受けられたからです。
 その結果、メキシコの高い位置からの素早い寄せに苦しめ荒れることになってしまいました。そして、そんなことになったために、相手陣に攻めても崩しきれない状況が続いた挙げ句に、メキシコに主導権を握られて、自分たちが困るハメに陥ったのです。
 フェリペ・スコラリ監督は、そういう状況下にあるポルトガルの選手たちを見て憤っていたようですが、そもそも「GLを通過さえすれば順位はどうでもいい」みたいにフェリペ・スコラリ自身が言い出したからこそ、こんなことになってしまったわけです。

 逆に、メキシコの最後まで諦めない強い気持ちとその姿勢には、高い評価を与えなければならないでしょう。日本代表にも、これぐらいの姿勢がないとダメですよ。
 特に後半、退場者を出して人数が減ってからのメキシコの試合ぶりは驚嘆に値しました。素早くボールへのチェックに行き、ポルトガルの選手たちに大してチェックをさせぬまま、サッと主導権を握って、そこから相手陣内へと怒濤の攻撃に入っていく。
 主力を多数温存していたポルトガルは、そんなメキシコのハードな攻撃に青息吐息状態で、結果、メキシコの分厚い攻めを許したわけです。

 この試合を面白くしたのは、以上のような理由から、間違いなくメキシコなのであって、どうあってもポルトガルではない、ということを把握しておく必要があります。
 ポルトガルのあからさまな消極策には、それもまた戦術の1つだと理解してはいても、何か釈然としない、言葉は少々悪いけれども「片八百長」とも言えるような、そんなことを疑われかねない行為に出たのですが、正直なところ、非常に残念な気がします。

 次の試合、メキシコは相当にメンバー構成で苦しむかもしれませんが、開き直ってやったら、案外結果が出たりするかもしれません。それをやりそうだから、このチームは怖いのです。


<おまけ>
しきりにテレビカメラに抜かれていた、
ポルトガルの偉大なる大先達、エウゼビオさん。
でも、彼はこの試合のポルトガルをどう思ったやら・・・。
posted by KAZZ at 05:26 | 島根 ☁ | Comment(0) | TrackBack(1) | 2006W杯ドイツ大会 このエントリーを含むはてなブックマーク
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ボキのロマンさん
Excerpt: ワールドカップ 大会13日目だよーん。 ポルトガルVSメキシコ この組はポルトガルは決勝T決定なんだけど メヒコがドロー以上で決勝T進出、 もし負けたらアンゴラが勝ってしまえばやばい!..
Weblog: 女33歳の本音                  ??いいやつばかりじゃないけどわるいやつばかりでもない
Tracked: 2006-06-22 08:01
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