2006年06月14日

【W杯TV桟敷観戦記・6】予選RグループG第1戦:韓国vsトーゴ

2006ドイツW杯予選GL/Gグループ第1戦@フランクフルト

韓国 2(0−2,1−0)1 トーゴ

<得点>
KOR)イ・チョンス(53')、アン・ジョンファン(72')
TOG)クバジャ(31')

<警告・退場>
KOR)キム・ヨンチョル(41'・警告)、イ・チョンス(50'・警告)
TOG)ドセ(23'・警告)、ロマオ(24'・警告)、ドセ(53'・警告×2→退場)、チャンガイ(89'・警告)

<交代>
KOR)6キム・ジンギュ→9アン・ジョンファン(HT)、13イ・ウルヨン→5キム・ナミル(67')、19チョ・ジェジン→18キム・サンシク(83')
TOG)18セナヤ→23トゥレ(55')、19アセモアサ→13フォーソン(62')、7サリフ→6アジアウォヌ(85')

<メンバー>
韓国

先発
GK 1 イ・ウンジェ
DF 2 キム・ヨンチョル
DF 4 チェ・ジンチョル
DF 6 キム・ジンキュ(HT OUT)
DF 12 イ・ヨンピョ
MF 13 イ・ウルヨン(67' OUT)
MF 17 イ・ホ
MF 22 ソン・ジョング
FW 7 パク・チソン
FW 14 イ・チョンス
FW 19 チョ・ジェジン(83' OUT)

サブ
-- 5 キム・ナミル(67' IN)
-- 8 キム・ドゥヒョン
-- 9 アン・ジョンファン(HT IN)
-- 10 パク・ジュヨン
-- 11 ソル・ギヒョン
-- 15 ベク・チフン
-- 16 チョン・ギョンホ
-- 18 キム・サンシク(83' IN)
-- 20 キム・ヨンデ
-- 21 キム・ヤングァン
-- 23 チョ・ウォンヒ


トーゴ

先発
GK 16 コシ・アガサ
DF 2 ダレ・ニボンベ
DF 3 ジャン・ポール・アバロ・ドセ(53' Send Off)
DF 5 コミ・チャンガイ
DF 19 ルドヴィク・アセモアサ(62' OUT)
MF 7 ムスタファ・サリフ(85' OUT)
MF 10 シェリフ・トゥレ・ママン
MF 15 アレクシス・ロマオ
MF 18 ヤオ・セナヤ・ジュニオル(55' OUT)
FW 4 エマニュエル・アデバヨル
FW 17 アブデルカデル・クバジャ

サブ
-- 1 ウロ・チャグニル
-- 6 ヤオ・アジアウォヌ(85' IN)
-- 8 クアミ・アグボ
-- 9 トーマス・ドセヴィ
-- 11 ロベルト・マルム
-- 12 エリック・アコト
-- 13 リッチモンド・フォーソン(62' IN)
-- 14 アデカンミ・オルファデ
-- 20 アフォ・エラッサ
-- 21 フランク・アツ
-- 22 コジュイ・ドド・オビラレ
-- 23 アシミウ・トゥレ(55' IN)


<感想>
 何だか、韓国のサッカーってのも面白味が薄いというか、少々好意的に言うなら「現実主義」とでも言った方が良いのか、そんなサッカーですね。
 いや、もちろんそれが悪いとは言いませんよ。ワールドカップの予選グループリーグってのは、ぶっちゃけ勝てばいいんですから、韓国が現実主義を選択するのも当然といえば当然でしょう。

 ただ、前半の韓国を見ていると、面白味の薄い現実主義的なプレーに加えて、省エネ目的なのか何なのか、普段やらない3バックを取り入れて、まるで将棋の穴熊みたいなことをやったりするわけでしょう。
 これはいくら何でもないですよ。お金払ってわざわざ見に来てる(韓国サポーター以外の)観客をナメたサッカーだな、と。そう思いましたね。

 この意味で一番残念だったのがパク・チソンです。彼は京都サンガ時代からキレキレのプレーヤーだったわけですよ。前回大会でも(韓国代表の勝ち上がり方には様々な問題も含有されていたわけですが、それはそれとして)彼だけは別格のプレーをしていたと思うんですよ。
 それが、この試合の彼は、確かに攻め込んではいくわけですが、何かこう窮屈そうというか、何がやりたいのかもう一つハッキリ見えてこないというか、そんな状況でプレーをしているわけです。
 今はマンチェスター・ユナイテッドに属してはいますが、レギュラー格を獲るまでに至っていないパク・チソン。それは何故かと言えば、変に成熟してしまって、「HIT AND AWAY」でお茶を濁すことを覚えてしまったがためなんじゃないかと。彼のようなプレーヤーならば、「HIT IT」の路線で突き進んでもいいんですよ。

 で、指揮官ですが、ヒディンク辞任後は様々な曲折があって、ようやく現在のアドフォカートに落ち着いたわけですが、アドフォカートの色ってのは、現在の韓国代表にどの程度出てるんでしょうか。
 この試合のように「前半温存、後半勝負」ってのが彼の色なのだとしたら、実につまらないサッカーをさせているんだなと思いますし、それに何の疑問も差し挟むことなく、半ば「仕事」同然にそれをやっている韓国代表には、何の魅力も感じ得ません。

 逆にトーゴの方が伸び伸びとピッチ上で「表現」をしていたし、できていたと思うんですよ。確かにプレーはちょっと荒っぽくてファウルも多いし、アデバヨルを中心にして、細かい連携よりはイケイケドンドンで前まで行くというサッカーなんですが、でも、見ている分にはこっちの方が面白いんです。
 ただ、惜しむらくは荒いプレーが主審に目をつけられて、それ故に警告をもらってしまい、挙げ句、退場となった選手が出るなど、不運に見舞われてしまったことでしょうか。

 先制点なんて、穴熊でもっさりやっている韓国を驚かすに相応しい見事なゴールだったと思いますよ。ああいうのを見ていると、アフリカ勢は要注意という気がするんです。それだけに、後半開始から10分足らずで10人になってしまったのが非常に惜しく思えます。
 あれでトーゴは劣勢に立たされてしまいました。

 退場者が出た直後のFKは、あれは仕方がないですね。蹴ったイ・チョンスが上手かったんですよ。もちろん、あの場所でファウルを仕掛けたドセが最もいけないんですが、それでもあのFKは仕方がない。
 アン・ジョンファンの逆転ゴールは、脚が止まっちゃったところを掻き回した結果だというだけで、彼ぐらいのFWなら普通にこなすべき仕事の1つに過ぎません。

 正直、見なくてもいい試合かなあと思ったんですが、敢えて見てみたら、やっぱり魅力の乏しい試合でした。但しその責のかなりの部分は韓国が負うべきでしょう。
 だって、結局彼らがそういう戦法を選択したから、ああいう試合になってしまったわけですし。それは致し方のないことですよ。
 トーゴに責があるとすれば、退場者を出したことだけです。


<おまけ>
トーゴと韓国の国歌を取り違えるとは、何たる無礼かと。
理由が何であれ、トーゴにきわめて失礼ですよ。
posted by KAZZ at 01:29 | 島根 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 2006W杯ドイツ大会 このエントリーを含むはてなブックマーク
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