2005年01月22日

DECEMBER'S CHILDREN(AND EVERYBODY'S) : THE ROLLING STONES

さて、本日は「DECEMBER'S CHILDREN(AND EVERYBODY'S)」です。

[曲目紹介]
1 : She said yeah (Larry Williams)
2 : Talkin' 'bout you (Chuck Berry)
3 : You better move on (Arthur Alexander)
4 : Look what you've done (McKinley Morganfield)
5 : The singer not the song (Mick Jagger / Keith Richard)
6 : Route 66 (Live) (Bobby Troop)
7 : Get off of my cloud (Mick Jagger / Keith Richard)
8 : I'm free (Mick Jagger / Keith Richard)
9 : As tears go by (Mick Jagger / Keith Richard / Andrew Loog Oldham)
10 : Gotta get away (Mick Jagger / Keith Richard)
11 : Blue turns to gray (Mick Jagger / Keith Richard)
12 : I'm movin' on (Live) (Hank Snow)

[プロデューサー]
アンドリュー・ルーグ・オールダム

[アルバムについての感想]
 タイトルは「12月の子供たち」なわけですが、実際のリリースは1965年の
11月だったりするアルバムです。
 このアルバムもまたアメリカ盤ですが、シングル重視の傾向があるアメリカ盤の
中にあって、この作品はなかなか示唆に富んでいるような気がします。

 オリジナル曲がアルバムの半数を占めるようになってきたこと、カバー曲の料理
方法がなかなか堂に入ってきたこと、そして何よりも、デビューして2年で独特の
貫禄がつき始めてきたことがありますね。
 一生懸命に黒人ヴォーカリストの模倣に明け暮れていた頃に比べると、ミックの
歌い方にも余裕のようなものが出てきたように思います。そしてそれが、結果的に
ミックの歌手としての資質の向上に役立つだけでなく、他のメンバーたちの演奏に
寄与していることも確かなようです。

 曲を最初の頃こそ半ば強制的に書かされていたミックとキースも、この頃になる
と、徐々にそのコツを覚え、ストーンズの持ち味である「悪ガキ精神」に則った、
多くの楽曲を生み出せるようになりました。T−7「ひとりぼっちの世界」あたり
は、その代表格と言ってもいいでしょう。
 カバーについても、単にオリジナルをなぞるのではなく、独特の解釈を取り入れ
て、独自色を強く打ち出す時期に来たと言ってもいいかもしれません。
 T−6「ルート66」などは、デビューアルバムに入っているものと比べても、
(ライヴ演奏であることを別にしても)かなり独自性が入っています。
 というわけで、R&Bフォロワーとしては、そろそろ頂点に達してきた感の強い
1965年終盤のストーンズの姿が、ここにあります。

 なお、収録曲の大半は「OUT OF OUR HEADS」英盤と重なっています。念のため。

[個人的にお勧めの曲]
 個人的には全部お勧めしたいんですが、その中でも特にT−1、7、9、12を
強くお勧めしますね。1、7、12はいずれ劣らぬハードさが武器ですし、対する
9は穏やかなバラードです。そのギャップを楽しむのもいいかもしれません。

[聴いとけ度]
★★★★★

次回は、「AFTERMATH」です。もちろん、英オリジナルのシーケンスで。
なお、一応念のためにお断りしておきますが、ベスト盤は御紹介しません。
posted by KAZZ at 20:04 | 島根 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | THE ROLLING STONES このエントリーを含むはてなブックマーク
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