2009年01月01日

石崎さんと柏の選手たちは胸を張っていい

まずは、天皇杯決勝戦の前に・・・

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は当ブログを御愛顧いただき、誠に有り難うございました。
本年も、どうぞ従前にも増しての御愛顧賜りますよう、
よろしくお願いいたします。


では、本題に入ることにします。

第88回天皇杯全日本サッカー選手権決勝(Match No.81)
@国立霞ヶ丘競技場
ガンバ大阪10-00柏レイソル
1-0
【得点】
11播戸竜二
時間
延後11'
【得点】

ガンバ大阪 1(0−0,0−0,0−0,1−0)0 柏レイソル


<得点者>
G)11播戸竜二(延後11')
柏)なし

<ガンバ大阪のメンバー>
(先発・途中交代)
GK:22藤ヶ谷陽介
DF:21加地亮、 2中澤聡太、 5山口智、13安田理大
MF:27橋本英郎(延後08'→20倉田秋)、17明神智和、 7遠藤保仁(延後14'→23武井択也)、 8寺田紳一
FW: 9ルーカス、30山崎雅人(延後開始→11播戸竜二)

(不出場サブ)
GK: 1松代直樹、DF:19下平匠、FW:14平井将生、18ロニー

<柏レイソルのメンバー>
(先発・途中交代)
GK:33菅野孝憲
DF:25村上佑介、 5古賀正紘、13小林祐三、 7大谷秀和
MF:14太田圭輔(HT→10フランサ)、28栗澤僚一、18山根巌(後21'→ 4石川直樹)、 6アレックス
FW:11ポポ(後13'→20李忠成)、15菅沼実

(不出場サブ)
GK:21南雄太、DF: 2鎌田次郎、23蔵川洋平、FW: 9北嶋秀朗

<警告>
G) 2中澤聡太(前43'・反スポ)、21加地亮(後18'・ラフ)
柏) 5古賀正紘(前43'・反スポ)、28栗澤僚一(前44'・反スポ)、 7大谷秀和(延前05'・反スポ)

<退場>
G)なし
柏)なし

<審判団>
主審:西村雄一、副審:相楽亨・山崎裕彦、第4審:佐藤隆治

<観客数>
44,066人

<試合概要>
NHK天皇杯公式サイトの速報
JFA公式記録(pdfファイル)

<この結果>
ガンバ大阪が第88回天皇杯に優勝
同時にAFCチャンピオンズリーグへの出場権を獲得


死闘、でしたね。
文字通りの「死闘」でした。

明暗を分けたのは、ほんの一瞬の隙でした。

試合後の西野朗監督のインタビューからも明らかだったように、
ガンバとしては、交代枠を使おうにも自由に使えない制約がありました。
それは、いつ何時イレギュラーな選手の故障が出るかわからない、
つまり、年間61試合(この試合含む)を戦ってきて、
出場している連中は満身創痍に近い状態であって、
だから、どうしても交代枠の使い方について
慎重に事を進めざるを得なかったのです。

よって、仕方なく交代枠を使わない代わりに、
選手たちにはできるだけボールを回させることによって、
自分たちのペースで試合を運ばせておいて、
柏に守備をさせることで疲れさせる策を採るしかなかったのです。

一方の柏レイソルはというと、
次に札幌入りが決まっている石崎監督を
とにかく笑顔で送り出したい、胴上げで送り出したい、
という強いモチベーションがあって、
だからこそ序盤からガンガン行くしかなかったのです。

ただ、勝負をかけるのは90分の後半からと考えていて、
だからこそ、フランサと李忠成を相次いで投入して、
攻撃のリズムを作って加点に結びつけたかったのだろうと思います。

ところが、石崎監督にとって1つだけ想定外の出来事が起きてしまった。
それが、山根巌のまさかの交代劇でした。
交代で投入された石川直樹の出来は良かったと思いますが、
しかし、それでもあれは石崎さんの判断ミスだったと言わざるを得ません。
(もちろん、山根のダメージがプレーに支障ない程度であるという前提付きでの話ですが)

でも、そんな細かいことは正直、どうでも良い話で、
とにかく最後まで柏の選手たちのモチベーションは損なわれておらず、
だからこそ、みんな必死に最後までボールを追っかけていたし、
最後の最後まで攻撃的な姿勢を崩すことはなかった。

ガンバも、決して選手たちの調子が良くなかったはずですが、
良くないなら良くないなりに、今の自分たちにできることを
最大限やっていこうという姿勢が見えていました。


こういった両者の姿勢が見事に噛み合い、スイングした結果、
点差こそ最小点差でしたが、面白い試合が見られたと思います。

石崎さんにとっては、天皇杯優勝を手土産に札幌へという目標が果たせず、
その意味では残念だったかもしれませんが、
ただ、この敗北に下を向くことはありません。
明るい石崎流フットボールが、この大きな舞台でも通用するとわかったのです。
そのことには、胸を張っていいと思うんです。

それは、負けた柏の選手たちにも言えることです。
敗北に項垂れることはありません。
堂々と胸を張って、来季に臨みましょうよ。


一方、ガンバ大阪。
かつてナビスコカップ優勝に導いた古巣相手に、
強かな戦いぶりで勝利をもぎ取った西野監督の采配は
見事の一言に尽きると思いますし、
それを体現するために、攻撃一辺倒のサッカーを敢えて捨ててみせた
選手たちのハードワークぶりも、賞賛されるべきです。


年頭から、素晴らしい試合を見せてもらって、本当に有難いですよ。
posted by KAZZ at 20:20 | 島根 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー天皇杯 このエントリーを含むはてなブックマーク
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