2008年12月05日

ガイナーレ鳥取を去る8人の戦士たち

契約満了選手についてのお知らせ(ガイナーレ鳥取公式)

この度、契約満了及び引退が発表されたのは、以下の8選手です。

★戸田賢良(#7・FW)
★中垣雅博(#8・MF/DF・引退)
★秋田英義(#11・FW)
★大多和卓(#18・FW)
★田村和也(#19・DF・引退)
★修行智仁(#21・GK)
★原島 喬(#24・MF)
★山本拓弥(#28・MF・引退)


そこで、私なりの餞の言葉を。

【戸田賢良】
 DFだったりFWだったり。ポジションのたらい回しにあって、少々可哀相な面があったことは否めません。しかし、そのどちらでも必ずしもチャンスをモノにしきれなかった辺りに、戸田の選手としてのアビリティの限界があったのかなとも思ってしまいます。
 ただ、夏のアルテ高崎戦で見せたような爆発力が期待できる選手ではあると思うので、できれば次に加入するチームの監督さんには、戸田をFWで固定して起用することをお願いしたいです。
 個人的には、とうとう彼の試合中のゴールを見ることができず、残念だなあと思いますね。


【中垣雅博(引退)】
 2年前は頼れる選手だったのですが、そこから少しずつ成長が止まってしまったようにも見受けられました。ピーク時の勢いが持続していれば、もっと化ける可能性を持っていたのですが・・・。
 彼もまたボランチだったり、DFだったりと、ポジションを動かされてしまった面があり、その意味では少々可哀相な立場の選手だったと言えます。
 現役引退を決意した裏に何があったのかは知る由もありませんが、もう少しやれたかもしれないのにと思うと、もったいなく思います。でも、中垣が辞めると決断した以上は、それを尊重するしかないのかもしれません。


【秋田英義】
 移籍直前まで所属していた刈谷でエース級の活躍をしていただけに、鳥取に来た時にはとにかく期待し、注目していた選手でした。ただ、前線での追い回しを期待され、それに徹した分、どうしても得点面で物足りなさを覚えたのも確かです。
 戦術的な問題もあったのでしょうが、秋田の豪快なゴールシーンを、もっと見てみたかったというのが、些か心残りです。もっとできたはずなんですよ、秋田は。
 でも、人の良さそうな顔で、昨日なんかも子供相手に楽しそうにしていた好人物が鳥取を去るというのは、それがプロサッカー選手の宿命であるとはいえ、残念でなりません。
 まだまだ引退はしないようなので、新天地では大暴れしてもらいたいものです。


【大多和卓】
 SC鳥取時代に在籍経験があり、その後、しばらく横河でプレーしたあとに、出戻ってきたのが大多和です。昨日、戻ってきてどう思ったのと尋ねたら、新しいチームになっていたし戻ってきたというイメージはないと話してくれた大多和。
 もっとやってくれると思ったのですが、チームからは契約満了の通知を受けた様子。先月のジェフリザーブス戦では決勝点を挙げ、大仕事をやってのけたのですが、本人は至って満足しておらず、サッカー選手としての向上心を沸々と感じていただけに、今回のことはかなり驚きました。
 でも、大多和もまだまだ老け込む歳ではないし、環境が変われば、まだまだ一花も二花も咲かせられる技量を持った選手です。新天地での活躍に期待しましょう。


【田村和也(引退)】
 彼も鳥取在籍歴が非常に長く、期待の大きかった選手です。当初は守備的ポジションより攻撃的ポジションがいいと自己主張して、実際に攻撃的ポジションに据わったこともありましたが、中途で守備のユーティリティーとして絶大な存在感を見せたこともあり、本質的には守備の選手というイメージで見ていました。
 でも、時折蹴る弾丸系フリーキックのイメージも強く、起用さえしてあげれば、もっともっと伸びる選手なのにな、と思って見てました。しかし、チームがJに向けて戦力強化を図る中、残念ながら次第に置いて行かれてしまったのかもしれません。
 ただ、鳥取に長らく在籍していた経験は、彼にとって有意義なものであったに違いなく、だからこそ次にどんな仕事をしようとも、その経験を糧にして、やってほしいと思うのです。


【修行智仁】
 修行のプレーは、実を言うとそんなに見たことがなかったりします。もちろん、全然見たことがないわけではなく、そのプレーの安定性は、決して井上に負けないものだとは思っていました。
 練習試合や練習見学などで彼を見ていると、コーチングの声の通りがとにかく良く、元気の良さは誰より目立っていましたし、常に準備を怠らない姿勢にも好感を持っていました。
 期待されてガイナーレに入ってきたものの、唯一絶対とも言える守護神・井上の陰に隠れがちになり、どうしてもその座を脅かすまでに至らなかったことが、残念でなりません。
 ただ、修行もこれからの選手です。鳥取での経験を活かして、新天地ではレギュラーの座を奪うことができるよう、全力を尽くしてもらいたく思います。


【原島喬】
 横河時代に何度か鳥取相手にいやらしいゴールを決めてくるので、敵に回すと実に嫌な選手だなと思って見ていました。そんな原島が鳥取に加わると聞いて、これはうまい補強だと思ったのですが・・・。
 原島にとって、やはり出番がないのは・・・。もちろん、選手起用を決めるのは監督やヘッドコーチなどの仕事ですから、最終的にはその決定に従うのがスジというものですが、それにしても、原島はもっと見てみたかった選手でした。
 彼もまた新天地に向かうのでしょうが、彼のことですから、この1年の鬱憤を晴らすべく、大活躍するんじゃないかと思っています。


【山本拓弥(引退)】
 でも、ある意味で一番驚いたのが、山本の引退でした。まだ若いし、プレースキルだってあるんですから、その気になればどこででも活躍できたはずなんですが・・・。何が原因で引退することになってしまったのでしょう。
 とにかく、ヤマタクの引退は今回の発表の中でも、最も衝撃的なことでした。だって、たったこの前のTDK戦で、あんなスーパーゴールを決めたんですよ。どうにも信じられません・・・。
 ただまあ、山本が辞めると決めたのであれば、その意思は尊重されるべきで、いろいろ考えてそう決めたのでしょうから、受け入れるしかないとも思っています。



とまあ、上記の8選手が鳥取を去ることが決まりました。
皆それぞれに、ガイナーレ鳥取の一員として活躍してくれただけに、
それがいくらプロサッカー選手の宿命であるとはいえ、残念に思います。

でも、彼らの人生、これで終わりじゃないですし、
また次のステップで活躍してくれれば、それでいいと思います。

そして、もしもガイナーレ鳥取が来年こそJに行けることになったら、
その時は心の片隅で「俺もあのチームに関わったんだ」と
そっと思い返してやってください。

明日、あなた方に会いに行くことはできませんが、
この場を借りて、御礼と労いの言葉をかけさせてください。

戸田・中垣・秋田・大多和・田村和・修行・原島・山本の8選手の皆さん、
まずはお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
それぞれの新天地での活躍を期待しています!
posted by KAZZ at 22:41 | 島根 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイナーレ鳥取(選手) このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
※いただいたコメントは全て拝読しております!
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※半角英数字のみのコメントは投稿できません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。