2008年11月11日

もうわけわからん

天皇杯主力温存の大分&千葉に制裁案(Yahoo!JAPAN/nikkansports)

 サッカーの天皇杯4回戦(5日)で主力選手を温存して敗退した大分と千葉が、来年度の同杯シード権をはく奪される可能性が出てきた。日本協会は10日、都内のJFAハウスで開いた常務理事会で2クラブの処分案を検討した。犬飼基昭会長(66)は処分案として、J1クラブに与えられるシード権を大分と千葉からはく奪し、来年度は同杯県予選からベストメンバーでの出場を義務づける案を挙げた。14日の理事会でも議論を重ね、具体的なペナルティーを決定する。
 天皇杯の権威を失墜させかねないJクラブの姿勢を、許すわけにはなかった。日本協会はこの日の常務理事会で追加議案として大分と千葉の処分について検討した。犬飼会長は「権威ある大会だし、全力でやるのは当たり前。(本来なら)来年出る資格はない。シード権をはく奪して、県大会の1回戦からベストメンバーで戦うとか、制裁する」と明言した。Jリーグ側とも協議し、14日の理事会で「厳罰」を科す方針で一致した。
 5日の天皇杯4回戦が、議論の発端だった。大分は1日のナビスコ杯決勝に出場した主力10人を温存し、J2鳥栖に0−2で完敗した。千葉も主力選手6人をスタメンから外し、清水に0−1で敗れた。Jリーグ鬼武チェアマンもこの日「千葉も大分と同列。ルールを改正しなければ」と天皇杯でもベストメンバー規約を設ける考えを示した。
 現在、天皇杯は高校年代以上の協会登録チームであればエントリーできる「オープン大会」。実力差を考慮して、J1チームには決勝大会4回戦が初戦となるシード権を与えられているが、春先の県予選1回戦から出場となれば、リーグ戦やナビスコ杯、アジアチャンピオンズリーグと日程が重なる。日中は天皇杯、夜はリーグ戦の「ダブルヘッダー」や、アジア制覇を狙う一方で、趣味で楽しむ愛好者チームと「ベストメンバーで真剣勝負」ということも起こり得る。
 大分と千葉への「厳罰」は限られた戦力で過密日程をこなす他のJクラブにとってもひとごとではなく、強い反発も予想されるが、それだけ協会幹部の怒りと改革への意志は固い。犬飼会長は公式戦や代表チームの活動日程、選手の契約期間も含め「シーズン制を変えれば、全部がうまくいく」と話し、検討中の秋春制移行を視野に入れつつ、今回の処分に踏み切るつもりだ。【山下健二郎】
(上のリンク先の記事から引用)


なんか、お犬様こと犬飼会長が随分とお怒りの御様子なんですが、
これって、そんなに目くじらを立てるようなお話なんでしょうか。

お犬様が模範とする(らしい)ヨーロッパでは、
こういうの(ターンオーバー)って当たり前の話ですし、
ヨーロッパ大好きのお犬様なら、きっと理解を示すと思ったんですが、
どうやらお犬様のヨーロッパ好きというのは
その表面しか見ていないが故の、他愛もないものだったようです。

前にも書いたと思いますが、
少ない人的資源しか持たないチームが
各種の大会に於いてメンバーをやり繰りするというのは、
こちらの想像を絶するほど大変な話でして、
それを偉いさんが褒めることはあっても、
責め立てるいわれなんぞ、何処にも有りはしないのです。

千葉はJリーグを最重要視してメンバーを組んだのでしょう。
だからメンバーを変更するのも致し方がありません。

大分に至っては、天皇杯の3日前に
ナビスコカップの決勝戦をやったばかりですよ。
タイトスケジュールを押して試合をしなければならない身であることを、
何故考慮できないのでしょう。

チームには何を重視して今季に臨むかを選択する権利がありますが、
お犬様の考え方では、それはまるで関係ないということになります。
こんな横暴が許されてもいいのでしょうか。

どうやら、お犬様はとんだ勘違いをなさっておられるようですが、
いくら天皇杯が権威のある大会であったとしても、
そこにどの選手を送り出すかを決める権利は、
出場するチームにしかない
のです。

それを、お犬様は一切無視しているのですよ。
もう、わけがわかりません。
しかも、天皇杯にはベストメンバー規定はないのです。
何故こんな横暴が成り立つのでしょう。


ところで、天皇杯の公式記録がJFAのサイトからダウンロードできますが、
あれを見てると面白いもんですよ。
サブは7人まで入れられるんですが、
中にはメンバーが足りずにサブが7人未満のチームがあったりしますし。
(特に都道府県代表決定戦なんかは、その傾向が顕著です)

大分や千葉にかかる怒りをぶつけるのであれば、
都道府県予選や本大会でメンバーの間引きをやっているチームにも、
同様の趣旨で怒りをぶつけるのがスジというものではありませんか?
それとも、アマチュア(またはセミプロ)は仕方がないが、
プロは特別だとでも言いたいのでしょうか?

天皇杯を「最も権威がある大会」と位置づけるのであれば、
本来はそれが当たり前のはずですが、
どうもお犬様はそう思っていらっしゃらない御様子。

だって、少し考えてみれば誰にでもわかることですよ。
天皇杯が最も権威のある大会であるならば、
通常のリーグ戦などで疲弊しているメンバーを強行出場させて、
動きの鈍い選手によるサッカーを見せるよりも、
疲労度の少ない選手によるサッカーを見せた方が、
まだ少なくとも試合としては至極まともになるんじゃないでしょうか。
権威ある大会に試合の質的な高さを要求するのであれば、
そのような要素も考慮に入って当然のはずですし、
むしろそのような考慮もなく、ただ「主力」とされる選手を
それらに降りかかる披露や消耗を無視して出しなさいなどと言い出すのは、
まさしく愚の骨頂だとは思いませんか?

選手も人間です。試合に出れば当然疲労度が増しますし、
短い間隔で試合に出るとなれば、なおのこと疲労度は蓄積します。
適宜休養を取ってリフレッシュして、
質の高い試合を見せてこそのプロであり、サッカー選手ですよ。
お犬様にはそこがまったく理解できていないのですから、始末が悪い。

そして、挙げ句に

>「シーズン制を変えれば、全部がうまくいく」

と、自分の願望を根拠に、わけのわからないことを言い出すのです。


もう、お犬様はJFAの会長職を辞された方がいいです。
それを、一サッカーファンの立場から強く推奨しますよ。
彼の言い分をいちいち全て聞いていたら、
我が国のサッカーはダメになる一方です。
posted by KAZZ at 20:20 | 島根 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー天皇杯 このエントリーを含むはてなブックマーク
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