2008年09月01日

ガイナーレに足りないものを体現したドリームス

第88回天皇杯サッカー全日本選手権 鳥取県代表決定戦 決勝
@とりぎんバードスタジアム
ガイナーレ鳥取20-11SC鳥取ドリームス
2-0
【得点】

9ハメド
9ハメド
時間
前37'
後14'
後19'
【得点】
10山根伸
テクノラティ タグ:


<ガイナーレ鳥取のメンバー>
(先発・途中交代)
GK:23太田弦貴
DF:20冨山達行、 3加藤秀典、16小原一展、 2吉瀬広志(HT→11秋田英義)
MF: 6小井手翔太、14吉野智行、10実信憲明、17鶴見聡貴(前35'→27釜田佳吾)
FW: 7戸田賢良(前35'→ 9ハメド)、26田村裕基

(不出場サブ)
GK:21修行智仁、DF:32水本勝成、MF:28山本拓弥、 4アドゥール

<SC鳥取ドリームスのメンバー>
(先発・途中交代)
GK:20清水裕之
DF:28広川雄一、 3山村泰弘、41林康平(後??'→ 4中村真吾)、 6濱田正人
MF:35尾形祐次郎(後??'→25穐山健一)、 2畑野伸和、 7山崎邦夫、29太田遼(後??'→ 9小林崇法)
FW:10山根伸、11堀徹也
(注:尾形と穐山の関係が逆かもしれません)

(不出場サブ)
(残りのサブは失念しました。すみません)

<試合概要(@ガイナーレ鳥取公式サイト)>
http://www.gainare.net/site/page/gainare/news/0831game/

<この結果>
ガイナーレ鳥取が第88回天皇杯の鳥取県代表として、
1回戦でカマタマーレ讃岐(香川県代表)と対戦。


予告してたようにドリームス側での応援でしたが、
いや、これが思った以上に楽しかったです。

そして、アウェイ側からガイナーレのサッカーを見て、
そしてドリームスのサッカーを見て、両者を比較して思ったことは、
ドリームスはとにかく楽しそうの一言に尽きるんですよ。

選手の大多数はこの種のレベルの相手と試合すること自体、
年数の大小の差はあれ、久しぶりだったんですが、
その対戦を、こちらが思っている以上に楽しんでいたフシがありました。

伸の得点シーンは、ガイナーレ守備陣の連係ミスを衝いた、
でも実に伸らしい見事な得点でした。

ああいうプレーができる選手が、ガイナーレにはいなかったですね。
ゴール前で急に手数をかけ始め、圧力も圧迫感もないプレーに終始する。
前がそんなじゃ、意味がないですよ。

で、前半の戸田・鶴見、そしてHTの吉瀬の交代劇につながるんですが、
これがまたこれで、何をしたいのかわからない状態になりまして。
受け身になると、ガイナーレは何もできないんだと思いました。

結局はハメドの2得点で逆転勝利を飾ったわけですが、
どちらもハメドが良かったから決まったようなもので、
お決まりのサイドからの手数だけはやたらかかる攻撃では、
ドリームスの守備陣を崩しきれませんでした。

更に、終盤のドリームスCK時には、
何とドリームスGKの清水さんまでガイナーレゴール前にやってきて、
あわよくば得点の一つも狙ってやろうとするんですよ。

目の前でその様子を見てたこっちは、やんやの喝采でしたが、
ガイナーレ守備陣の側に立ってみると、これほど屈辱的な話もないのでは。
だって、下手すりゃ追いつかれるかもしれないような状況で、
相手の、しかもGKまでが自軍ゴール前に殺到するんですよ。

しかも、そのCKをGK太田弦貴が捕球したあと、
急いで自陣に戻ろうとする清水さんに先んじて、
前の方に残っていたハメドにフィードするんですが、
これが全然ダメなフィードで、みすみすチャンスを潰したわけですから。


でもまあ、この日のドリームスはとても素晴らしかったですよ。

得点した伸は言うまでもなく、堀徹也、太田遼、林康平、山村泰弘、
濱田正人、そして意外にも畑野伸和などが、抜群の動きを披露し、
ガイナーレを攪乱してみせたのです。

恐らく練習時間もそんなには取れていなかったはずなのに、
動きは本当にキレキレで、サッカーの指向も実にシンプルで
わかりやすく、そして見た目にも楽しいサッカーを体現しました。

実際の話、勝ち負けを度外視しても、スッキリした気分になれました。
試合後の様子にしても、ドリームスの選手たちは
全般的にスッキリしたような様子で、如何に彼らにとって
この試合が充実したものだったかを物語るようでした。


しかし、それにしても、ドリームスのゴール裏は
いいムードでいっぱいでしたよ。
またこういう機会があるなら、ぜひ参加してみたいと思いました。


で、一方のガイナーレ。

何をどう意識してたのか知りませんが、もっとガツガツ行けよ、と。
あっちのゴール裏の様子は知る由もありませんでしたが、
(コールやチャントはもちろん聞こえてましたけど)
あれじゃ相当フラストレーションがたまったんじゃないでしょうか。

ドリームスにできてたことが、どうしてガイナーレにできなかったのか。
この辺をしっかりと考えてみる必要がありそうですよ。

何せ、ガイナーレには明らかに足りなかったことを、
ドリームスはしっかりと体現できていたのですから。
posted by KAZZ at 01:27 | 島根 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | ガイナーレ鳥取(試合) このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
※いただいたコメントは全て拝読しております!
昨日の試合はメインスタンドにて中立の立場で
観戦。メインスタンドのサポーターはどちらを
応援するって訳でなく、いいプレイには拍手を送るって感じでしたね。
ドリームスの選手が生き生きプレイしてたのが
印象的でした。 必死にボールに食らいつき
必死に走る。統率の取れたディフェンスと
シンプルながら意思統一の図られた攻撃。
見ていてとても清々しい気持ちになりました。
古参のゴール裏のみなさんが言われていた
SCの時は弱かったけどまとまっていた、と言われていたのがわかった気がしました。

さて、対するガイナーレですがなんか中途半端
な覇気のないプレイに見えました。
先輩達に対する気後れみたいなものがあったのでしょうか? 闘志あふれる戦う姿勢がみれたのは
ハメドと加藤ぐらいだったと思う。
確かに試合には勝利した。だが試合後の拍手の大きさを見ると、どっちが勝ったチームなんだか・・・。  
まあポジィティブに考えると、大事な刈谷戦を前にガイナーレにはいい薬になったことだろう。 このチームを創った先人達のプレイで示した魂をしかと受け取ったんじゃないだろうか。 
やれば出来る選手達なんだから、昨日のドリームスのように直向きに戦い勝利への執念を見せろ!
Posted by かとちゃん at 2008年09月01日 21:42
本文中にも書いたように、昨日はドリームス側にいましたが、
とても楽しく応援・観戦できました。

ドリームスは、結果的に負けてしまったんですが、
お客のハートを「持っていった」という意味では
ガイナーレに勝ってたと思いますよ。

逆に言えば、それだけガイナーレが
凡庸なチームに見えてしまったということで、
ちょっとキツい言い方をさせてもらうなら、
もしあれが有料試合だったら、
ガイナーレ目当てに来たお客さんたちは
きっと「損をした」と思ってしまうでしょう。

ガイナーレがトータルな意味で「勝つ」には、
如何にしてお客のハートを惹き付ける試合をするか、
という点も重要だと、改めて感じました。
Posted by KAZZ at 2008年09月01日 23:04
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