2008年08月22日

可能性を見せたなでしこJAPAN

2008北京五輪女子サッカー競技第3位決定戦
@北京工人体育場
ドイツ女子代表20-00なでしこJAPAN
2-0
【得点】
15バイラマイ
15バイラマイ
時間
後24'
後42'
【得点】
テクノラティ タグ:


<ドイツ代表のメンバー>
(先発・途中交代)
GK: 1アンゲラー
DF: 2シュテゲーマン、 4ペーター、 5クラン、17ヒングスト
MF: 7ベーリンガー(後14'→15バイラマイ)、10リンゴー、14ラウデール(後19'→13オコイノ・ダ・エムバミ)、18ガレフレケス
FW: 8スミゼク(HT→16ポーラース)、 9プリンツ

(不出場サブ)
GK:12ホル、DF: 3バルトゥジャク、MF: 6ブレゾニク、FW:11ミッタグ

<なでしこジャパンのメンバー>
(先発・途中交代)
GK: 1福元美穂
DF: 2近賀ゆかり、 3池田浩美、 4岩清水梓、14矢野喬子(後43'→16宇津木瑠美)
MF: 8宮間あや、10澤穂希、13原歩(後30'→ 9荒川恵理子)、15阪口夢穂
FW:11大野忍(後23'→12丸山桂里奈)、17永里優季

(不出場サブ)
GK:18海堀あゆみ、DF: 5柳田美幸、 7安藤梢、MF: 8加藤輿恵

<警告>
GER)14ラウデール(前27')
JPN) 2近賀ゆかり(後14')

<退場>
GER)なし
JPN)なし

<スタッツ>
http://live.sports.yahoo.co.jp/beijing/textlive/FBW400102.html
http://beijing.yahoo.co.jp/event/result/FB?i=400&ph=1&s=W&u=02

<この結果>
ドイツが第3位になり銅メダル獲得。
日本は残念ながらメダル獲得ならず。


準決勝のアメリカ戦から散見されましたが、
選手たちに幾つかの細かいミスがありました。
特にパスミスや、ボール捌きのミスが散見され、
時折動きの重い選手もいて、
みんな疲れてるんだなあと思って見てたんですが、
ドイツだって決して万全のコンディションとは言えない中で、
キッチリと抜け目のないプレーで勝っているわけですから、
目に見えない部分での差があるのでしょう。

ただ、恐らくこの差は今後の練習などを通じて
十分に埋めることが可能な差だとも思うので、
今回の結果を教訓に、新たな可能性を切り開いてくれればいいと思います。

選手たちは、限られた環境の中でベストを尽くしたと思いますし、
彼女たちを貶す要素はないだろうと思いますよ。
むしろ、決して諦めない姿勢を最後まで体現できていたことは
称賛に値することだと思います。


それだけに残念だったのが、ベンチワークの消極性でした。
ドイツは動きが迅速で、交代のカードをスパスパと切ってきました。
この試合が、90分戦ったあとにすぐPK戦だということを考慮してか、
思い切った交替策を採ってきたことは、評価できます。
こういったレギュレーションを見越した上での対応があると、
実際にピッチ上で戦っている選手たちにとっても、
どこで力を入れて、どこで抜いておけばいいのかを
ある程度把握できる指針になるので、やはりその面は大切なことです。

これに対して、なでしこはというと、とにかく交替策が受け身。
象徴的だったのが、原→荒川(後30')と、矢野→宇津木(後43')の
2つの交代でした。
これらはもう少し早くなされてもよかったように思います。

特に原は中盤で運動量がとにかく多かった選手ですから、
当然、ヘバるのも早いことが十分に予見できたはずで、
それを後半30分まで引っ張ってしまって、
結果として原が足を攣らせるまで代えなかったことは、
ベンチワークの消極性が敗因になったと言われても仕方がないでしょう。

3枚目の矢野→宇津木に関しても、交代させるのが2失点目の直後では
あまりにも遅きに失していますね。
もう10分、いや、15分早くても良かったように思います。

あと、準決勝から動きがあまり芳しくなかった永里を、
結局(準決勝も含めて)最後まで引っ張ってしまった点にも
やや疑問を感じてしまいます。
この試合で、中盤の1枚を安藤から原に代えることができたなら、
2トップも、従来型の永里・大野ではなく、
例えば丸山・大野などという選択肢もあったような気がします。


しかし、それら以上に酷かったのがレフェリー陣、特に主審の出来。
判定基準が何かあやふやと言うか、よくわからないんです。
おまけに試合途中で選手にぶつかって邪魔をしてみたり、
副審とのコミュニケーションがうまくいっていなかったり、
もうメチャクチャ。特に後半の破綻ぶりは目を覆いたくなるほどでした。


ただまあ、それらを含めても、
勝ち運を持ちきれなかったのが、今回のなでしこなのかもしれません。

とはいえ、審判との巡り合わせを別にすれば、
改善できる要素は十分に見つかったわけで、
今後は改善すべき点をしっかり改善し、
次の大きな大会で成果を残せるように努力していけば、
今回以上の歓喜が待っていると信じています。

なでしこの可能性は、まだまだ広がる余地を十分に持っています。
今回は残念でしたが、次回に期待が持てることは、確かですよ。

ま、少なくとも何の可能性も示せなかった野郎共に比べれば、
ずっと未来は明るいんじゃないでしょうかね。


兎にも角にも、なでしこJAPANの皆さん、お疲れ様でした。
メダルはゲットできなかったけれど、
それは次の五輪までの宿題ってことにしておきましょう。

今はじっくり休んで、英気を養っておいてください。

でも、次への戦いは既に始まっていることも、
心の片隅に常に意識しておいてくださいね。
posted by KAZZ at 19:50 | 島根 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本代表(試合) このエントリーを含むはてなブックマーク
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