2007年12月10日

ガイナーレさんのつうしんぼ2007(2)

さて、今回は背番号11〜20の選手です。

もっとも、背番号20は通年いなかったので、
実質は19番までなんですが。


【11】西村英樹(MF→DF→MF)→契約満了
 西村本人かクラブ側か、どちらが言い出しての契約満了かはわからないんですが、ガイナーレ鳥取にとっては結構大きな損失なのではないでしょうか。プロとしてのメンタリティを発揮できる選手であり、妥協と手抜きを知らないプレーぶりは、ガイナーレの核と言っても良かったですし。
 主にサイドを主戦場に、攻めの槍として突っ切っていこうという姿勢は、JFLでも屈指のものがあったと思います。惜しむらくは、得点力が伴わなかったことでしょうか。
 西村クラスの選手なら、もう少し上のステージでも成功できると思うので、何処に行くにしても頑張ってほしいところです。


【13】堀池勇平(MF・今季新加入)
 故障などもあって、持てるポテンシャルをフルに生かせたとは思えないシーズンになってしまいました。堀池自身もせっかく新しいチャレンジの場を得たのに、もどかしいシーズンではなかったかと思います。
 ただ、故障から戻ってきてからの堀池に1つだけ苦言を呈するとしたら、もう少し思い切りを良くしてほしいところです。故障を再発させては無意味ですが、だからといってそれを恐れてプレーが小さくまとまってしまうのも、堀池らしからぬような。
 サイドの住人として、スケールの大きなプレーができる素地はあるんですから、その辺をもう少し考えてほしいものです。


【14】川田和宏(MF・今季新加入)→期限付き移籍期間満了
 いいものは持っている選手ですが、何せ感情のコントロールに問題を残す選手でもあります。彼がもう少し自身の感情を制御する術を覚えたら、かなりのところまでやれる選手なのに、もったいないと感じます。
 たとえ不満の残る交代であっても、プロなら衆人環視の中で感情を爆発させるのではなく、冷静に引き下がることも覚えなければならないことを、もう少し川田自身が考えなければ。
 このまま大分に残るか、もう一度鳥取に来るか、どちらにしても、その辺をしっかりまとめなければ、そのポテンシャルがもったいないですよ。


【15】内山英紀(FW・今季途中で退団)
 諸事情あって途中退団→引退となりました。実力面では前年のチーム得点王だけに、何も問題がなかったと思うんですが、故障で出遅れたことと、チーム全体のプロ化の流れについていけなかった部分があったことが大きかったのではないかと。

【15】徐晩喜(DF・今季途中加入)
 細身の見た目とは裏腹に、意外に強い体躯を駆使しての守りを見せてくれたのですが、テクニックの面では少々疑問が残る部分もあるようです。
 今後残るとすれば、相当頑張っていかないと、取り残されてしまう可能性は高いです。ただ、若く伸びしろも持っている選手なので、何かのきっかけで化けてくることだって十分にあり得ます。


【16】青柳雅信(DF)→契約解除
 ガイナーレ鳥取が時折垣間見せるアマチュア臭に、青柳自身がどっぷりと身を委ねてしまったような気がします。能力はそれ相応にあったのですが、プロを経験したわりに、プロになり切れていなかった部分があって、それが青柳の成長を妨げた感はあります。
 あと、出場すると比較的カードをもらう確率が高く、この辺での制御も身に付かなかったのが惜しいです。周りが見えていないというか、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまう傾向もありました。
 まだ若いので、もっとたくさんの経験を積んだ方がいいと思いますよ。このまま終わってしまう選手でもないでしょうから。


【17】鶴見聡貴(FW/MF・今季途中加入)→期限付き移籍期間満了
 ガイナーレ鳥取に於ける鶴見の存在を語る上で、デビュー戦となった布勢でのロッソ熊本戦は外せないでしょう。あそこで鮮烈なデビューを飾ったことで、一躍期待の選手になり、且つ中心選手として居場所を確保できたわけですから。
 ただ、逆に言えば、もっとやれたんじゃないかという気もします。コンスタントに出番を与えられたことで、少し中弛みしてしまったのかもしれませんし、そのせいで鶴見自身も安堵してしまったように思えます。
 今後はどうなるかわからないんですが、できればもう一度鳥取に戻ってきてもらって、今季以上に大暴れしてほしい選手です。彼がいなくなると、正直厳しいとも思いますし。


【18】樋口大輝(DF・今季新加入)
 いい選手だとは思いますよ。ルーキーながらコンスタントに試合に出してもらって、グッと成長もしたでしょう。その意味では、同じように今季新加入の釜田よりは、ずっと見応えのある選手だと思います。
 ただ、樋口は実際のところ、サイドバックに適しているのか、中盤のサイドに適しているのか、少し計りかねる部分があります。本人も攻めに重きを置きたいのか、ズバッと上がっていく傾向が強かったんですが、それ故にその穴を狙われた時の対処に問題が残りました。
 樋口が更に向上していくためには、攻守のバランスをどこまで強く意識して、攻めの時は思い切り良く、守りの時は適度に抑えて、プレーを考えられるかがカギになりそうです。


【19】田村和也(DF)
 CBで起用されるようになって、ある種の開き直りを身に着けたらしく、自重すべき場面では自重できるようになったと感じます。そのせいか、守備面での向上はめざましいものがありました。
 とはいえ、まだポカをしてしまうこともあって、この辺りに改善の余地があります。もっとも、今季相当に守りがうまくなった田村ですから、試合にコンスタントに出ていければ、すぐに向上するんじゃないでしょうか。
 時折見せる鋭いプレースキックも、攻撃の際の武器になるわけで、そう考えると今後が楽しみになってくる選手です。着実に成長していると思いますし、来季は更にスケールの大きな田村が見られそうです。



次回は、背番号21〜31の選手、
そしておまけとして、監督や社長辺りにも言及してみます。
posted by KAZZ at 23:03 | 島根 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイナーレ鳥取(選手) このエントリーを含むはてなブックマーク

プライドは取り戻せたか?

FIFAクラブワールドカップ2007 準々決勝
セパハン
0 1
1
【得点】13カリミ(後35')
浦和レッズ
1 2
3
【得点】 9永井雄一郎(前32')、21ワシントン(後09')、Own Goal(後35')
テクノラティ タグ:


<セパハンのメンバー>
(先発及び出場したサブ)
GK:22サバリ
DF: 5アギリー、 8ベンガー、17ムジリ
MF: 7バハドラニ、 9ハディ・ジャファリ(HT→21バヤト)、12アルハイル(後33'→25ロビニアン)、28ハジサフィ
FW:14ベロ(HT→13カリミ)、20エマド・モハメド、23サレヒ

(出場しなかったサブ)
GK:15サデグサデ
DF: 3タラベ、11カゼミ
MF: 4ナビドキア、 6アクバリ、27ジャファリ、30パピ
FW:26アリモハマディ

<浦和レッズのメンバー>
(先発及び出場したサブ)
GK:23都築龍太
DF: 2坪井慶介、 4田中マルクス闘莉王、 5ネネ
MF: 3細貝萌、13鈴木啓太、16相馬崇人、17長谷部誠(後46'→30岡野雅行)、22阿部勇樹
FW: 9永井雄一郎(後28'→ 8小野伸二)、21ワシントン

(出場しなかったサブ)
GK: 1山岸範宏
DF:12堤俊輔、19内舘秀樹
MF: 6山田暢久、14平川忠亮、27西澤代志也
FW:18小池純輝

<警告・退場>
セ) 7バハドラニ(前34')
浦)なし

<この結果>
浦和レッズは12月13日の準決勝でACミランと対戦。


天皇杯を意識しなくて良くなった分、浦和は生き返った感じです。
その意味では、愛媛FCに感謝しなければならないでしょう。

セパハンが意図的に出足を抑えめにしてきてくれたことも、
浦和にとっては好都合だったと言えるかもしれません。
もし、頭からセパハンがガツガツ来ていたら、
浦和はかなり苦戦を強いられていたような気がするんですが、
セパハンは何故か退き気味に試合をしてくれたので、
その分だけ浦和に利が生じたと考えていいと思います。

そのおかげで、浦和は比較的自由にやらせてもらえて、
前半こそ永井の1点だけでしたが、試合の趨勢は
浦和が握っていたと考えることができます。

後半、セパハンもカリミを投入して勝負に来ましたが、
守備がちょっと拙かったように感じました。
ワシントンが決めた2点目は仕方がないとしても、
3点目になったオウンゴールは、もう少し守りようがあったかもしれません。

ただ、最後まで試合を捨てない姿勢はさすがで、
気の抜けた浦和からしっかり1点取り返したことは評価すべきです。

浦和レッズの立場からしてみると、
リーグ戦終盤や天皇杯4回戦で失ってしまったプライドを
彼らなりに取り戻すための通過儀礼として、
この試合はあったように思えます。
まして、それまでに2回対戦しているセパハンが相手ですし、
負けるわけにもいかないですからね。
こうして、キッチリとプライドを取り戻せたのですから、
十分に収穫があった試合じゃないでしょうか。

さて、次はACミランが相手になります。
ミランは今回、本気でCWCのタイトルを狙いに来ているようですし、
その意味から、非常にやりにくいかもしれませんが、
逆に考えると、もう浦和に失うものもありません。
一応、ACLを勝ってアジア王者にはなっていますが、
リーグ戦や天皇杯と、ことごとくタイトルを獲り逃していますし、
特にJ1では屈辱的な逆転で優勝を逃すという失態もやっています。

でも、今日の試合で十分目覚めることができたでしょう。
ミラン戦に向けて、モチベーションも上がってくるはずです。
ポンテのいない苦境もこの試合で十分に乗り切れたことですし、
あとはミランを喰う意気込みがあれば、
ひょっとしたらひょっとするかもしれません。

13日の対戦は、非常に注目すべきものになりそうです。
posted by KAZZ at 22:20 | 島根 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー全般 このエントリーを含むはてなブックマーク

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