昨日書こうかなとも思ったんですけど、F1日本GP。
御存知のように今年は富士スピードウェイで30年ぶりの開催でした。
で、昨日の昼、決勝レースがあったんですが、
御覧になられた方はおわかりだと思いますが、とにかく酷い雨天でして。
1976年に「F1世界選手権・イン・ジャパン」と銘打って
開催された初めての富士(いや、日本)開催と同じように、
土砂降りの雨に見舞われた決勝レースは、
20周近くをセーフティカーの先導でダラダラ走り抜くという
前代未聞の展開になり、実質は40周ちょっとしかレースがなかった
(途中、フェルナンド・アロンソのクラッシュでも数周入ったため)
ということになってしまいました。
ちなみに、勝ったのはマクラーレンのルイス・ハミルトン。
ゴールデンルーキーと騒がれるドライバーでした。
2位はヘイッキ・コバライネン(ルノー)、
僅差の3位がキミ・ライコネン(フェラーリ)。
でもまあ、そんなことより、30年ぶりの開催となった富士は、
無用の混乱が相当にあったようで、
散々な風評のレースウィークエンドになってしまったようです。
特に酷かったのが、交通アクセスの劣悪さと、
C指定席の設計ミスに伴う観戦環境の悪さだったようで、
共に相当な文句が出ていたと聞いています。
一部では、フジテレビが地上波中継のゲストに呼んだ
SMAPの木村拓哉にまで文句をつける輩がいましたが、
私自身は木村のトークが別に耳障りだとは思いませんでした。
多少場にそぐわないなと思った程度で、
当意即妙なコメントがほとんど出なかったことを別にすれば、
そこまで邪魔くさいとも思わなかったですね。
(あれは、木村に変に多く振ってしまう塩原恒夫アナが悪いのです)
(そしてむしろ、近藤真彦を解説に持ってくるなと言いたいわけで)
兎にも角にも、散々な言われようの富士開催でしたが、
これに懲りてトヨタも必死に巻き返してくるのではと思います。
ただ、努力の方向性を間違えてしまわないことだけを願いたいものです。
あれが日本GPの真の姿だと思われないためにも、
トヨタとFSWは、より一層の努力が必要だと考えます。